flagburner's blog(仮)

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Self-Censorship Nation P.5

2010-06-19 19:43:39 | 捕鯨騒動
今月16日のことになるが、エルザ自然保護の会(Elsa National Conservancy)が映画『The Cove』に出演したリチャード・オバリー(Richard O’Barry)氏をゲストに招いて講演会を開いたのだが・・・。

講演会のチラシ↓
・リチャード・オバリー 来日記念 講演会 イルカ ーその微笑みの陰でー(2010年6月16日 エルザ自然保護の会;.pdfファイル)

この講演に参加した人による内容まとめ↓(手抜き)
・Richard O'Barry リチャード・オバリー氏の講演を聞いてきました。(2010年6月18日 安禅不必須山水)

内容は相当「濃い」ものになったみたいだが・・・。


ここからが本題。
実は、この講演会が行われた会場前では、最近調子づいている「迷惑行動する保守」の片割れである西村 修平氏率いる「主権回復を目指す会」などが O'Barry 氏目がけて罵詈雑言を浴びせたとか。
しかも、それに参加していた「終わってる人」こと有門 大輔氏は、この状況を高らかに語っていた。
・日本人差別と戦え!(2010年6月17日 侍蟻)

当日「迷惑行動する保守」の方々は、今月14日分の社説で『The Cove』上映中止を求める動きを非難した朝日新聞社前でわけのわからない主張を繰り広げた後、O'Barry 氏の講演会が行われる会場前に移動してどうしようもない論理展開で『The Cove』の上映中止を訴えたり O'Barry 氏を非難していた。

その上で有門氏は、在日朝鮮人への扱いなどを持ち出して日本人(誰のことだよ?)こそ人権侵害されてるという超論理を披露していた。
以下、2010年6月17日分侍蟻『日本人差別と戦え!』からその部分を(略
読む前に清めの塩を用意しておくように!(馬鹿)

---- 以下引用 ----
(中略)
 これまでも今現在も、日本で人種差別・人権侵害と言うと必ず日本人の側が在日朝鮮人を差別しているだとか、そうした外国人の人権を侵害しているかのように言われることが常だったし、そうした構図は半ば定着してしまっていると言っても過言ではない。
 それが証拠に民主党政権が進めた高校無償化で、その対象外となった朝鮮民族学校が「民族差別である」とする主張がマスコミ紙上でさえ公然と罷り通ってしまっている。
在日朝鮮人などは日本に住む少数民族ではなく、単なる外国人に過ぎぬというのにインターハイへの出場などなし崩し的に日本社会が容認してきた帰結だろう。

 挙げ句の果てには強制送還されそうになった不法滞在外国人の児童にさえ、国連機関が人種差別に抵触せぬよう、児童の人権に配慮するよう日本政府に勧告してくる有り様である。
こうした不法滞在の外国人であっても日本人配偶者が存在するとなればそれが偽装結婚であろうと容易に在留特別許可が付与される始末…。

 結果、最も侵害されているのは日本人の安全・生活であり、日本人の人権こそが蹂躙されている!
 外国人が日本の法制度に基づいて日本人と合理的且つ明確に「区別」されているのは当然なのに、それが人種・民族差別であると中傷され、一歩外からの視点で見てみればイルカ・クジラ漁をめぐって欧米・白色人種から日本人が激しく人種差別されている構図は一目瞭然!
 さらには盗撮・捏造までされ、それが映画として公然と情報公開されるとあっては日本人に対してこれほどの人権侵害はない!

(以下略)
---- 引用以上 ----

・・・・・・・・・・・・。

日本人(だから誰のこと?)が日本国内においてどのような権利を持ってるのかについて、この人達に手とり足とり説明してくれる奇特な人はいないんだろうか?
ついでに、日本での外国人(だから誰?)の扱いは結局「よそ者」でしかないことも・・・。

さらに、この引用部分だけでなくそれ以外の記述を読んでると、自分達が「正当な」権利を行使してることを誇張してる始末だ。
どんだけ自分達が日本人(誰のことだよ?)であるがゆえに持ってる権利ってことに無頓着なんだ、って話だよ・・・。
いい加減にしやがれ。


で、これに絡んで「迷惑行動する保守」の片割れである瀬戸 弘幸氏が、「迷惑行動する保守」の片割れである主権回復を目指す会が持っていた YouTube 上のアカウントを削除されたことを非難していた。
・ユーチューブの言論弾圧に朝日新聞は抗議せよ!(2010年6月17日 せと弘幸Blog『日本よ何処へ』)

正直、読んでる途中で母方の祖母と祖父(10年前以上に他界)を向こう岸に見た俺。
この中で瀬戸氏は、朝日新聞の2010年6月14日分の社説を引用した上で、YouTube 行動について見事な陰謀論をぶちかましていた。
以下、2010年6月17日分せと弘幸Blog『ユーチューブの言論弾圧に朝日新聞は抗議せよ!』からその部分を(略

---- 以下引用 ----
(中略)
 ユーチューブがこのタイミングで『主権回復を目指す会』の映像サイトをアカウントごと全て削除してしまいました。
朝日新聞社が主張していることなどは、所詮奇麗事に過ぎないことがこれでハッキリしました。

 欧米白人の日本人蔑視のプロパガンダ映画に対して、日本で一番先鋭的に戦って、これを大都市圏の映画館数軒で中止に追い込んだ『主権回復を目指す会』の映像は全て削除されました。

 何が、言論の自由を守れ!でしょう。今回の問題はそんなレベルのモノではなくて、日本の存続を賭けた戦争であることを我々は再三に渡って主張して来ました。

 今回のユーチューブの突然のこのタイミングにおける、この決定は正にこれが日本民族の生存をかけた戦争であることを証明してくれました。

 「イルカが可哀想だ。」とか、「言論、表現の自由を守らなければならない。」などと言った言葉が、いかに情緒的なモノに過ぎず、敗北主義者の戯言であるかがこれで明確になったと言えよう。

 欧米白人差別主義者はじっと機会を伺っていた。
朝日新聞社の社説を見て、それを機に『主権回復を目指す会』をネット上から排除する措置に踏み切った。

 グーグル本社の決断は、まさに朝日新聞社が社説で述べているところの、「言論や表現の自由にとって、深刻な事態」が起きたことを意味する。

 朝日が本当に自由な言論や表現の自由を守ることが大切だと考えているなら、この問題こそ社説で論じるべきでしょう。
(以下略)
---- 引用以上 ----

陰謀論乙。

つーか、YouTube から主権(略)のアカウントが削除されたのは、YouTube のガイドラインに引っかかったからじゃね~の?
多分、以前から YouTube の運営側にガイドライン違反(人種差別か?)の申し立てがあったかと。
今回の主権(略)のアカウント削除ってのは、何も朝日新聞の社説に合わせた行動じゃないだろうに・・・。
そんなに、自分達のやってることが正当性を持ってると思ってんのか?

参考:YouTube のガイドライン。
・YouTube コミュニティ ガイドライン(youtube.com@2010年6月19日時点)


瀬戸氏には、YouTube の運営側が主権(略)アカウントを削除する前に朝日新聞社に件の社説を書くよう依頼した、という電波を出して欲しかったな(毒)
ここまで書かなかったのは、瀬戸氏が YouTube の運営側を馬鹿にしてることの表れなんだろうか?


なお、主権(略)は今回の行動について、別の動画サイトで公開していた。
その紹介文がこれまた見事なブツで・・・。
・(1/4)SSメンバーのR.オバリーに鉄槌を下せ!(PeeVee TV)

この調子だと、PeeVee TV からアカウント削除を喰らうのは時間の問題か?
なんてことをやってるうちに、自前でサーバーを構築して動画配信をやりそうな悪寒・・・。


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