flagburner's blog(仮)
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今月7日のことになるが、誰得会在特会(在日特権を許さない市民の会)が京都の朝鮮学校で色んな謎行動をやらかした事に対する裁判で、京都地裁は在特会の言動を「人種差別的」と判断し1226万円の賠償と学校周辺での街宣活動の禁止を命じた。
これについては以下参照(手抜き)。
・在特会に損害賠償と街宣禁止を言い渡して終わりじゃないはずなんだけど(Oct 7, 2013)(2013年10月7日 flagburner's blog(仮))

で、この判決に関して、意味不明発言をする人達がチラホラ・・・。
・京都地裁「ヘイトスピーチは人種差別」の判決 識者の評価は? (1/2ページ)(2013年10月7日 zakzak.co.jp)

天下の夕刊フジの時点でオチが見えてる気がしないでもないこの論説。
予想通り、冒頭からアクセル全開の飛ばしっぷりだった。
以下、2013年10月7日分 zakzak.co.jp『京都地裁~』から冒頭部分を(略

---- 以下引用 ----
京都市の朝鮮学校周辺で差別的発言を連呼した団体やメンバーらに、京都地裁が「人種差別」と断じる判決を下したことに、北朝鮮や韓国に厳しい論調を展開する保守派有識者からも評価する声が相次いでいる。
韓国や中国では、日の丸や日本の首相の写真を燃やす、ヘイトスピーチ(憎悪表現)まがいの過激なデモがおなじみだが、日本人がそのまねをするのは、愚の骨頂だ。
(以下略)
---- 引用以上 ----

さらっと韓国と中国を dis るか(呆)。
在特会の一連の謎行動ってのは、何より(俺含む)日本に住んでる人達の問題だってのを全く無視した姿勢としか言いようがない。
(デモの際、首相の写真とかを燃やすってのは、意外と多くの国で行われてる手法なんだがこれは別の話)

しかし、これは準備運動でしかない。
この後、論説では「有識者」のコメント群が紹介されていたのだが・・・。
以下、2013年10月10日分 zakzak.co.jp『京都地裁~』から問題の部分を(略
読んだ後、渋谷で海を見ないように!(謎)

---- 以下引用 ----
(中略)
「一線を越える人権侵害は許されないという、日本社会の懐の深さを示した

北朝鮮による拉致被害者支援組織「救う会」の西岡 力会長(東京基督教大学教授)はこう語る。西岡氏は長年、拉致被害者の救出活動に携わり、拉致に関与した朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)の不法活動も告発してきた。

一連の活動で「脅迫を受けたこともある」という西岡氏だが、「批判するときも礼儀を尽くすべきだ。相手の存在を否定するようなことはしてはならない」と強調する。

杏林大の田久保 忠衛名誉教授は「日本の良識が示された。日本人の品格にかかわることだ」と判決を評価した。
昭和天皇が戦前、米カリフォルニア州での日系人差別にお心を痛められていたことに触れて、こう続けた。

「当時の日系人が、米国人のヘイトスピーチや、ヘイトクライム(憎悪犯罪)によってどれだけひどい目にあったか…。もう一度、考える必要がある。右だろうと左だろうと人種差別は否定すべきだ」

 以前、在特会の桜井 誠(本名・高田 誠)代表が出演したこともある衛星放送「日本文化チャンネル桜」の水島 総社長も「表現するときには他者を敬わなければならない。韓国人がデモで日本の政治家の棺おけを作ったり、唐辛子をブチまけるのと同じになってしまう」と苦言を呈した。

 そのうえで、「1226万円の損害賠償はやり過ぎだ」と指摘した。
(以下略)
---- 引用以上 ----

一線を越える人権侵害を許さないのは、日本社会の懐の深さ!
さながら、在日の人達に「在特会による人権侵害を認めた日本社会に感謝しろ」と言ってるようなもんだ(怒)。
舐めてんのか?

水島氏の発言に関しては、冒頭部分と同じなのでパス。

だが、この論説で最悪なのは田久保名誉教授の発言だ。
日本社会が在特会を放置し続けてきたのに、「日本人の品格」も何もあったもんじゃないっての。
繰り返しになるけど、在特会の一連の謎行動は日本社会が色んなものを放置してきた結果なのにさ・・・。
(仮に判決が逆でも、「有識者」の方々は判決を評価していたと思われる。ただし、在特会の主張が裁判で認められた、という方向で)

そして、この論説の〆は、安倍 晋三(SHinzo ABE)日本国首相が今年5月に行った発言を引きあいにしていた。
以下、2013年10月10日分 zakzak.co.jp『京都地裁~』から〆の部分を(略

---- 以下引用 ----
(中略)
安倍 晋三首相は今年5月、国会での答弁で、ヘイトスピーチを「結果として自分たちを辱めている」と批判し、「他国を誹謗中傷することで、われわれが優れているという認識を持つのは間違っている。日本の国旗が焼かれても、その国の国旗を焼くべきではない。それが私たちの誇りだ」と語った。

京都地裁の判決は「日本の誇り」が示されたともいえそうだ。
---- 引用以上 ----

実は、この裁判では「民族教育の保障」という原告の主張がスルーされていた模様。
・朝鮮学校嫌がらせ裁判 判決 傍聴記(2013年10月11日 はやく仕事しろ>俺)
・【記者の視点】在日へのまなざし、ためらいなき「排斥」=報道部デスク・石橋 学(2013年10月10日 news.kanaloco.jp)

この点について、はやく仕事しろ>俺 の記事では、神奈川新聞の記事を参照しつつ、日本政府が朝鮮学校を高校無償化対象から外したり地方自治体が補助金打ち切りを決める等の行動に隠されたものを指摘していた。
以下、2013年10月11日分 はやく仕事しろ>俺『朝鮮学校~』からその部分を(略

---- 以下引用 ----
(中略)
いま、現在、日本政府を上げて、朝鮮民主主義人民共和国に対する敵対的行動の一つとして朝鮮学校を標的にした「差別行為」を行っている。

理由は「朝鮮学校は総連傘下であり、「北朝鮮」と繋がっているから」である。
この理屈は、今回の裁判で出てきた在特会を始めたとした被告らの主張と同じである。
政府がやっている事と在特会の唱えるものの差異を何処に求める事ができるだろうか。

だからこそ、朝鮮学校は、そしてそこの父母は訴えるのである。この学校で学ぶことを保障してくれと。
これは、今の情勢からして民族学校の生存権を賭けた問いかけである。

この事件での、原告の訴えは、表面的に表れた判りやすい在特会などの「悪漢」のみならず、その在特会を支える「空気」、または、在特会などの唱えるものと何ら変わりないヘイトを容認する「社会」に対する問いかけである。

はっきりという。
筆者は過去より、共和国の体制を批判してきた。
例えそれが、朝鮮民族として原則性をもつ国家としても、その独裁制を批判してきた人である。

しかし、それでもだ。
「朝鮮戦争は韓国と国連軍が侵略してきた」という教科書を使っていたら、民族教育は全否定されるものなのかを問いかけたい。
それだけで朝鮮学校は認められないものなのか。そんなわけはない。

一つのものを取り上げて、それで全否定する思考は、それは在特会と何も変わらない。
朝鮮学校に子供たちを通わせる事を、「北朝鮮への洗脳教育」への肯定と思えるその無知と偏見が、今の朝鮮学校を取り巻く環境といえるし、今回の事件はその表層に現れたものにすぎない。
学校に子供を通わせる親御さんの願いは、無知と偏見によるこの社会で、朝鮮人と生まれたその出自は、決して恥ずかしいものではないように育ってほしい願いで朝鮮学校に通わせるものであり、朝鮮学校は資金も人も不足する中、必死で学校を運営し、それに応えている。

朝鮮学校を存続させえるのは、学校自身と父母らで決める事である。
それを無知と偏見にさらされた部外者がとやかくいうのは、それはヘイトに繋がると言っていい。
(以下略)
---- 引用以上 ----

「日本人の品格」とか「日本の誇り」って何だろうね(棒)

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