flagburner's blog(仮)
マイナーな話題を扱うことが多いかもしれません。
 



今回は簡易更新。


兵庫県警が、2016年春の採用分の試験から受験者の「正義感」を調べる試験を取り入れるらしいが・・・。
・警官試験で「正義感」見極め 兵庫県警が適性検査開発(2013年2月18日 47news.jp)

色んな意味でコメントに困るこの話。
以下、2013年2月18日分 47news.jp『警官試験で~』を全文(略

---- 以下引用 ----
相次ぐ警察官による不祥事を未然に防ごうと、兵庫県警が採用時に使う新たな適性検査の開発に乗り出すことが18日、分かった。
大学と連携し、警察に強く求められる正義感を見抜く全国でも珍しい新試験を目指す。
早ければ2016年春の採用に導入したい考えだ。

 昨年1年間に懲戒免職処分を受けた警察職員が過去最多となり、警察庁の米田 壮長官も、早急な改善が必要との認識を示している。

 警察官採用では大阪府警が今春、柔道・剣道の段位を加点する体育会系志向の制度を導入。
兵庫県警も体力不足や団体生活になじめずに辞める“草食系”対策で、硬式野球部を発足させる独自の取り組みを進めている。
---- 引用以上 ----

そもそも、「正義感」って何って疑問が出てくるのだが。
俺が思うに、「正義感」ってのは、基本的に各人の思想だかなんだかに依存するブツなわけでさ。
それを試験で調べるとなれば、警察にとって「望ましい」「正義感」なんてのが規定されるのは必至。
当然、そこから外れた人達は警察官になれない、と・・・。

どこの思想警察だよ。


というか、上の記事で少し紹介されてる大阪府警の採用試験の内容も相当(放送禁止用語)なんだけど。
・平成25年度より選考制度が変わります。(2012年?月?日 大阪府警察)

参考までに、大阪府警察『平成25年度より~』から前半部分を(略

---- 以下引用 ----
大阪府警察では、熱意、意欲等警察官としての適性、資質を兼ね備えた優秀な人材を採用するため、平成25年度より採用選考制度を改正します。
教養考査の出題分野から、英語、人文科学(日本史・世界史・哲学など)、自然科学(物理・化学・地学など)をなくし、公務員試験対策をしていない学生の方や仕事が忙しい社会人の方にもチャレンジしていただきやすい選考制度となります。
また、エントリーシートの導入や体力検査の点数化を実施し、気力、体力、胆力を備えた方がより評価される選考制度に改正しましたので、ぜひ受験してください。
あなたの受験をお待ちしています。


改正点

・第1次選考にエントリーシートが導入されます。
・教養考査の出題分野が変更されます。
参考に模擬問題(PDFファイル)を掲載しています。
・柔道、剣道の有段者に限り、段位に応じて加点されます。
・体力検査が点数化されます。
・体力検査から、立ち幅とびがなくなり、「握力」が導入されます。
(以下略)
---- 引用以上 ----

体力検査を重視するのは、警察官の仕事を踏まえればある程度止むを得ないかもしれんが・・・。
警察官は体力だけ備えてればいいという思想が透けて見えるのは俺だけ?
しかも、これ、大学卒業相当の資格を持ってる人達用の採用枠にも適用されるっぺぇ。
流石に、英語を試験科目に入れないのは色んな意味で不味い気がする。
まぁ、その辺は2次選考にある適性試験とかで補完するのかもしれんけど・・・。


つか、こういう流れの裏には、日本社会が「体育会系」の方々を望んでるからという説もあったりする。
・日本社会=体育会体質/爲末大学(2013年2月15日 nikkansports.com)

上の記事で為末 大(Dai TAMESUE)氏は、この所議論のネタになってる体罰に関して(主に為末氏の Twitter での発言を元に)論じていた。
その上で、なんで体躯会計「体育会系」の方々が重宝されるのかについて述べていた。
以下、2013年2月15日分 nikkansports.com『日本社会~』から終盤部分を(略
ただし、[]内は俺が追加した補足。

---- 以下引用 ----
(中略)
 1つ、僕には疑問がある。
これだけ世の中から問題あると言われる体育会体質なのに、どうして体育会出身者は企業からいまだに人気が高いのか。
なぜ、スポーツは人気があるのか。

 僕は体育会的体質は、実は日本社会的体質とも言えるのではないかと思っている。
歯を食いしばり苦しみに耐え、指導者に必死でついていき、熱い思いで勝利を目指す。
そういう姿を社会はスポーツ界に期待して、そしてスポーツ界もそれに応えていた。

いわゆる体育会的性質とは、礼儀正しく、限界を作らず、忍耐強く、空気を乱さず、上には逆らわず、熱意を持って動く。
日本のスポーツ界は、こういった資質を持つ人間を育てる仕組みとしてはすごくうまく機能していて、ある意味で日本社会に最も適した人材育成の役割をスポーツが担っていたのではないか。

 でも時代は変わりつつある。
グローバル化により年齢や地位を恐れず、自分の考えを主張し、議論できるタイプの人間が必要とされるようになった。
イノベーション(物事の新機軸)やクリエーティビティ(独創的なアイデア)が必要とされ、無理やり1つの型にはめ込もうとする教育に抵抗が強くなった。
そして1人1人の権利が重要視されはじめた。
そういう社会の流れにスポーツ界はついていけていない。

 体罰は禁ずるべきだが、もっと深いところに問題の本質はある。
これからは人間を型にはめて管理しやすくする教育観から、個人の権利と個性を尊重し、生かす教育観にスポーツ界も意識を転換すべきだ。
むしろスポーツの世界から日本社会をリードするような理念を打ち出してほしい。
指導者も選手も本当は日本をスポーツで豊かにしたいという同じ思いを持っているはずだ。
どうか今回の事件[柔道界における体罰事件]を、世界に胸を張れる新しい日本スポーツ文化を生み出すきっかけにしてほしいと、強く願っている。
(為末 大)
---- 引用以上 ----

為末氏の提言は、警察には届かなかったようだ。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (おかしな人たち)
2013-05-09 17:24:18
そもそも、こんなブログを作成している時点でアウト!
言論の自由、表現の自由、大変結構ですが、度が過ぎると不快に思える。このブログがまさにそう。

批判するは大いに結構。しかし、実態もしらないで知ったかぶった知識を振りまくのは勘弁してほしいものだ。誤ったメッセージを送らないでほしいものだ。
 
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