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A fake op-ed that targeted the New York Times?

2012-07-30 21:35:08 | 時事ネタ(海外)
昨日のことになるが、天下の New York Times の前編集長こと Bill KELLER の名前を使った偽論説が公開されていた。
しかも、当の NYT がそれに引っかかるという・・・。
・米NYタイムズ、前編集長名義の偽記事にだまされる(2012年7月29日 afpbb.com)

色んな意味でリアクションに困るこの話。
以下、2012年7月29日 afpbb.com『米NYタイムズ~』を全文(略

---- 以下引用 ----
【7月30日 AFP】記事の正確さを自負する米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times、NYT)が29日、前編集長の名をかたって内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」を擁護する偽の記事に、まんまとだまされた。

 前年9月まで編集長だったビル・ケラー(Bill Keller)氏が執筆したと装った論説は「ウィキリークス、再追伸(WikiLeaks, a Post Postscript)」と題され、週末に同紙のウェブサイトを模した偽造サイトに掲載されていた。
 
 偽ページは、リンクも全て本物の同紙サイト内へ飛ぶように作られており、あまりにも本物そっくりだったため、ほかならぬ同紙テクノロジー・エディターのニック・ビルトン(Nick Bilton)氏までもがマイクロブログ・ツイッター(Twitter)の自分のアカウントで「重要記事」として紹介したほどだった。

ところが、この論説は全くの偽物。

名前を使われた当のケラー氏はすかさず、「私の名前を使ったウィキリークスに関する偽の記事が出回っている。『偽物』だ。私が書いたものではない」とツイート。
ビルトン氏もこれに続いて「前夜遅くに投稿したツイートを、たった今削除した。偽のNYTビル・ケラー・アカウントから発信されたものだった」とツイートした。

問題の偽記事を掲載した「犯人」について手がかりは今のところないが、前年はハッカーの国際的なネットワーク「アノニマス(Anonymous)」が米国の政府機関などを狙ったサイバー攻撃が目立った。
NYT紙がウィキリークスの暴露した大量の政府機密情報を掲載する主なメディアの1つだったのも、この偽記事に信憑性を与えた一因とみられる。
(c)AFP
---- 引用以上 ----

↓問題の偽記事(の魚拓)。
・WikiLeaks, A Post Postscript(2012年7月29日 opinion-nytimes.com)

偽記事というか偽サイトでは、NYT のページデザインを真似る(スタイルシートをそのまま使う)だけに飽き足らず NYT のロゴや KELLER 氏の画像を表示するという念の入れよう。
まぁ、NYT のサイトの html ソースをパクれば話は簡単なんだけど・・・。


で、問題の偽サイトは、結構性質の悪い偽装を行っていた模様。
・Whois@o2soft(o2soft.jp)

↓は、NYT と偽サイトに関して o2soft.jp 上の Whois ツールで調べたドメイン情報の画面メモ。

・NYT のドメイン情報 その1
・NYT のドメイン情報 その2
・NYT のドメイン情報 その3

・偽サイトのドメイン情報 その1
・偽サイトのドメイン情報 その2
・偽サイトのドメイン情報 その3
・偽サイトのドメイン情報 その4

偽サイトでは、住所や管理人の名前を NYT のブツから持ち出してるのがミソ?
(実際はドメイン管理サービスに登録した情報なのだが)


・・・話を戻す。

NYT の記者の方々が偽サイトにだまされた理由を3つほど考えてみた。

1. スマートフォンや携帯から例の記事を読んだため URI を確認しなかった。
2. ブラウザで例の記事を読んだのに URI を(略
3. そもそも、NYT のサイト構造を知らなかった。

2. と 3. が理由だとすると、色んな意味で間が抜けてるとしか・・・(苦笑)

いずれにしろ、ニュースサイトでの情報収集の際には URI の確認は欠かせない模様(なんか違う)。


それにしても。
例の記事を書いた人(達)には、どういう意図があったんだろうか?
NYT の方々のマヌケさを晒すため?
Wikileaks への Dis?
謎だらけである・・・。



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