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地獄の沙汰も日本語次第?

2008-01-15 20:26:16 | 時事ネタ(国内)
なんか、日本に長期滞在する外国人には日本語能力の取得を滞在条件に課せられる可能性が出てきたが・・・。
・外国人滞在、条件に日本語能力 政府検討、管理強化にも(2008年1月15日 asahi.com)

検討を始める理由について、asahi.com では以下の様に伝えている。
---- 以下引用 ----
今回協議を始める理由について、高村氏は「日本で生活する外国人にとって日本語ができることが生活の質を高めるために大切であり、日本社会のためにも必要である」と述べ、双方のメリットを強調した。
協議は当面、外務省外国人課と法務省入国在留課の課長レベルで進められる。

ただ、今後の議論によっては、日本語の能力によって査証(ビザ)の取得や更新などが制限される可能性がある。

これに対し、高村氏は「肯定的な部分と否定的な部分と両方あるから、検討しようということだ。やりすぎにならないように、やるべきことはやる」と説明。
法務省幹部は「すべての人に日本語能力を課すことで、貴重な人材が日本に来ることができない可能性もある」と課題を指摘する。
---- 引用以上 ----

日本語の能力で考えられるのは、「読み・話・書き」といったところか。
どこかで聞いた話だと、日本語を第n外国語(n≧2)として習う場合、話すことは楽なんだけど読み・書きが結構難しいらしい。
というのも、日本語の文には、漢字・ひらがな・カタカナ・外国語云々が入り乱れてるからだとか。
結果、日本語での読み・書き能力を身につけるのが面倒になるとか・・・。

今回政府が始めようとする議論では、色々問題が噴出しそう。
どうやって日本語の能力を外国人に対する基準にするか、とか。
でも、日本において第n公用語(n≧2)を適用するかどうか、という議論には多分ならないだろうな。
なんせ、外国人に日本語の能力を叩き込ませるのが政府の狙いだろうから・・・。

いずれにしろ、政府側には日本語の学習を支援する制度をきっちり整備するのが求められるかな。



で、ここからは俺の妄想。

外国人に対して日本語の能力を調べるというのが当面の目的らしいけど、実は別の目的があるかもしれない。
それは、(この書き方嫌いだけど)日本人に対しても日本語の能力を調べる可能性がある、ってことだ。
要は、日本にいる市民に対して市民権を与えるかどうかを(政府が調べた)日本語の能力で決めてしまう、というやつ。

出来の悪い方々には、日本語研修センターを自称する強制収容所で(政府からみて)「正しい」日本語を叩き込む、という寸法。
その課程で、政府に対して反発するような行動をすれば収容期間を延長する、なんてのは日常茶飯事。
学校や職場では、(政府からみて)「正しい」日本語から外れないように、全員必死になる。

・・・そんな妄想を抱いた俺。


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