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実際の治安ってどうよ?

2007-12-17 20:18:51 | おかしな人たち
なんか産経抄が、妙な日本論を書いていた。
・【産経抄】12月17日(2007年12月18日 MSN産経ニュース;web魚拓)

この日の産経抄は、佐世保市で発生した銃撃事件や今年5月に東京都品川区で発生した殺人事件を引き合いに、日本の実態を論じてるが・・・。
正直、理解に苦しむ表現であった。

特に不可解なのは、最終段落の部分。
一応引用。
---- 以下引用 ----
▼「日本人は、安全と水は無料で手に入ると思いこんでいる」。
山本七平がユダヤ人の口を借りて、あきれかえってから30年以上がたつ。
少しでも安全に暮らすために、どんなコストをどれだけ負担しなければならないのか、真剣に考える時がきている。
---- 引用以上 ----

故山本七平氏ってのは、氏の著作に対して論争が多かった人物らしい。
詳しいことはわからないのだが、故山本氏はペンネーム「イザヤ・ペンダサン」で日本人論を書いたことがあるとか。
故山本氏の論については、氏の作品を読んでないのでコメントを控える。

が、産経抄の視点は多少いい加減なのではないだろうか。
日本では、実際に重大事件(強盗・殺人とか)の発生件数は減ってきているというのに・・・。

一方で、未解決事件の割合は増えてる。
でも、これも事件の認知件数が増えたことが大きな要因だってのにね。
凶悪事件が増えてると多くの人が思い込まされてるのは、メディア側の伝え方(無論3Kも含む)にも原因があるのを忘れないで欲しい。
無論、受け止める俺らにも原因はあるのだが・・・。


その意味だと、今回の産経抄は自らメディアとしての役割をどこかで忘れているような文になっている。
まぁ、この辺りに関しては、他のメディアも大して変わらないんだろうが・・・。


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