小池百合子氏の処世術

この一週間、色々な意味で世間を騒がせていた小池防衛省大臣は、8月27日に行われる予定の内閣改造後に留任しないらしい。
表向きとしては、人事をめぐる責任を取ると言っているが・・・。
・中川昭氏ら入閣有力　小池氏は交代　幹事長麻生氏就任へ（2007年8月25日 東京新聞）

過去、権力の座にこだわってきた小池氏が今回大臣の座を捨てようとしてるのは、彼女なりの処世術なのかもしれない。
要は、世間の支持が少ない安倍首相の元でこれ以上仕事しても自分の経歴に傷がつく、と踏んだのだろう。
適当な人気と実力を兼ね備えた指導者が現れた際、再び権力に近づくために・・・。
そして、ゆくゆくは「マダム・スシ」として権力の頂点に（嘘）。

ちなみに、今回の内閣改造では全閣僚（安倍氏除く）が交代するとか。
ただし、実際にはポストだけを変える閣僚も結構いるとか。
安倍氏が小池氏に負けてないのは権力への執着心くらいとはいえ、正直見苦しいっての。


いずれにしろ、小池氏は赤城前農相や久間前防衛相、そして安倍首相より処世術に長けているようだ。
それが、日本の市民のためになるかといえば正直怪しいが・・・。