無念です！

当作業所は就労継続支援Ａ型事業所になって２年目を迎えますが

まだまだ「就労の場」の確保が厳しい現状です。

 

岩手県が推進している工賃倍増五か年計画も

今年が最終の年になりました。

 

当作業所もここ５年間の間、

利用者の「工賃ＵＰ」と「就労の場」の確保に

試行錯誤の連続で取り組んできました。

自主事業である・・・・

キムチ製造販売

レストラン・産直販売所の営業

また、官公需の文書送達・夜間管理業務、

受託事業の拡大・・・等々

いろんな事業に挑戦してきました。

 

その結果

工賃の倍増まではいかないまでも

お陰様で毎年、少しずつではありますが

工賃アップに繋げることが出来ました。

 

今年も働いている皆さんの社会性のレベルアップと

工賃アップを目的に県立釜石病院内「売店」の

テナント出店に応募したんですが

残念ながら「就労の場」を

確保することができませんでした。

 

売店業務については４年前から

市保健福祉センター１Ｆで

営業しておりますがようやく定着し

館内を出入りする皆さんから

親しまれる店になりました。

 

その経験を基に

新たに就労の場で生活水準を確保し

社会性を養い、あたりまえに暮らせる自立への道を

模索しましたが

我々の提案内容の力不足もあり

厳しい現状を痛感させられる結果となりました。

 

これからもこの厳しい現状は続くとは思いますが

挫けずチャレンジ精神を忘れずに

当作業所の基本理念である

「障がい者が輝いて生活出来る地域社会」の

仕組みつくりの構築に取り組んでまいります。

 

 

本当に残念な結果になりました。

 

ちなみに決まった業者さんは

数十年前から既存の売店を営んでいる

市内の企業さんでした。