今日は嬉しいことがあり、久々にUPしました。
東日本大震災で、働いていた水産加工場が
津波によって全壊の被害を受け、再開できなくなり
やむなく解雇になって失業給付金を受けながら、
当施設の就労移行支援サービスを利用していた
Hさんが市内企業に採用され
今日（11日）から出勤しています。
震災時は高台から津波を見ていたらしく
生々しい光景が今でも目に焼き付いて
海の近くでは働きたくないと頑なに言ってました。
震災後から当施設で
軽作業の仕事とか市内企業さんで職場実習を行ったりして
一年半の間、意欲的に就労に向け頑張っていました。
今年、7月には
ハローワーク、就業・生活支援センター（キックオフ）
岩手県立高等技術専門校さんのご協力により
市内企業さんで１カ月間の委託訓練の話があり
本人もやってみたいとの事だったので
早速、開始することになりました。
開始直後は緊張の連続だったようで
仕事も職場の方とも思ったように
上手くいかないようでしたが
幸いにもHさんの世話役をしてくれた
「職場のNさん」のお陰で
職場の雰囲気にも慣れ
作業能率も平均的なペースで出来るようになりました。
本人の地道な努力が実を結び
職場の上司さんからも
Hさんの全体像は好印象で信頼も受け、
面接の推薦を職場からして頂いて
トントン拍子に採用試験を受けることになり
一週間後には採用通知がきて
本人は大喜びでした。
そして今日が初出勤です。
Hさんなら、上手くやっていけるだけの器量を
持っているので頑張ってください。
・・・・・利用者・職員一同、Hさんにエールを送っています。・・・・・
また、陰ながらサポートしてくれた
「ハローワーク、就業・生活支援センター（キックオフ）
岩手県立高等技術専門校」さんと
うまく噛み合った連携が
今回の採用に結びついたと感じております。
・・・・これからもご支援を宜しくお願いします。
今年になって当施設を旅立った利用者は3人目になります。
みなさん一般企業で頑張って働いています。