「ぽっどきゃすてぃんぐ落語: 8月16日 『一分茶番』 三遊亭好二郎（こうじろう）」。最近聴いておもしろかった無料の落語である。
⇒ http://www.podcastjuice.jp/rakugo/2006/08/16_5095.html
ここの番組に出てくる落語家（噺家）さんたちは、その知名度や話し声の若さから「二ツ目」さんたちであるのだろうと思う。
好二郎氏の落語は初めて聴いたのだがおもしろかった。
ぼくのおもしろさを感じるポイントの多くは、「口調」「言葉のリズム」「言葉の遣い方」「間の取り方」であったりするのだが、そのへんのところが良かったのだと思う。
まくらのところの「“落語ブーム”というのならば、落語言葉を現代の日常生活で使ってみたらおもしろいのじゃないか」というものであるとか、落語以外の古典芸能の口調を真似してみせるところなどをとくにおもしろく聴いた。
「落語言葉」では「キシュー」を入れたところがちょっと通っぽい感じで笑えた。狂言の口調で「参ろうぞ参ろうぞ、参ろうぞ参ろうぞ」と真似していたのを聴いて、ぼくは「参ろうぞマイロード（my road）」（自分の道を突き進もう＝「my way」みたいなこと）という洒落を思いついたりしたのだった。