mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

我が身の気配をうかがっている

2016-07-08 07:06:07 | 日記
 
 山歩きが我が身に堪えている。それがひしひしと分かる。一昨日、棒ノ折山に登った。5時間くらいの「軽い」トレーニング山行だったと、昨日記した。帰りに鉄道を乗り換えるところで、街中を500mほど歩くところがある。同じ路線をつかっていた4人で生ビールで乾杯した。餃子をつまみにおしゃべりしながら、4時前後の30分くらいだったろうか。すっかり上機嫌。
 
 帰宅後、風呂に入って汗を流す。腰が伸びない。負担がかかっていたのだなと思う。腰痛ベルトを締めて用心する。軽い夕食をいただいたが、パソコンの前に座る気にならない。いっしょに生ビールを飲んだカミサンは録画しておいたTVをみている。「よくそんな元気があるなあ」と悪態をついて、私は床を敷いて寝る態勢。7時半。そのまま本も開かないで寝てしまった。
 
 夜中に目が覚める。1時半。6時間近く寝ている。起きてパソコンでも叩こうかと思いながらうとうととしていて、そのまままた、寝付いてしまった。目が覚めたのは6時近く。なんと10時間ほども寝ている。これで疲労は取れたか。起きだして動き始めると、やはり腰が伸びない。ベルトを締めていても、少し前かがみになる。背筋を伸ばそうとすると、腰が不安定になる。上体が下肢の重心点にうまく乗らないのだ。図書館へ行ったときに歩いている人の姿勢をみると、身体の上下の重心がうまくかみ合っていない人が結構多いのに気づく。前かがみなのだ。そうか、こうして年寄りは腰が曲がるのかと納得する。
 
 昨日一日、そうして腰痛ベルトを締めたままで過ごした。9時に就寝、今朝5時に目を覚ました。いつものペースに戻っている。起きてみると、背筋が伸びる。腰痛ベルトが要らないかな、という感触。やっと疲労回復したとみえる。
 
 そうして、ふと思う。これでは、何日も山に入ることはできないのではないか。飯豊山を歩いたのは3年前。18~20kgの荷をかついで4日間を避難小屋で過ごした。まだまだ小屋泊まりならば、これくらいと自信をつけた。それから今日まで、ほぼ毎週のように山を歩いてきたから、力が落ちているとは思わなかった。どうもそうではないらしい。そういえば、一緒に下山祝いの乾杯をした後期高齢者のOさんは、73歳を過ぎたあたりから急激に体力がなくなったと言っていたっけ。
 
 これまで疲労回復には睡眠と思ってきた。だが時間をかけないと「恢復」しないようだ。早めに修復する、もう少しいい方法もあるのかもしれない。それを見つけることも重要だが、まずは力が落ちていることを自覚しなければならない。でもそれを認めると、今の水準をあげることはできない。まあ、これ以上レベルを上げることもないか。
 
 今年度後期の山の会のプランを考えながら、我が身の気配をうかがっている状態である。8月の個人山行もまだ計画していない。