耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

港七福神

2018年01月18日 12時54分56秒 | 都会の風景
 今年の七福神は、港七福神になった。

 芝公園から麻布十番、元麻布、六本木を経て赤坂まで、
港区のセレブな街並みの中の歴史ある寺社をめぐる散歩
である。
 
 快晴無風の絶好のコンディションの中、日比谷線の
紙屋町駅から歩きだした。


 最初は、桜田通りの熊野神社である。小さいながら
も古めかしい社殿にお参りし、最初だからお賽銭も
弾んで、七福神めぐりの色紙をいただいた。
この色紙は無料だが、各寺社で押してもらう朱印は
300円と値が決まっている。



 次は芝公園の宝珠院。東京タワーのすぐ下で、
撮影スポットも用意されている。残念ながら、
社殿が工事中で、弁財天も本尊も、写真が飾られて
いるだけ。ありがたさが半減だ。



 次の十番稲荷は、赤羽橋から高速沿いに一ノ橋
JCTを抜けた先で、30分ほど歩く必要がある。実は
この神社には七福神は居ないが、宝船の朱印を押して
くれる。だから港七福神巡りは、8カ所となっている。



 麻布十番の地名は、この神社に由来すると言うから、
昔から有名だったようだ。
ここのお参りが済んだ時点で11時半。早めの昼飯に
して、次を目指す。



 麻布十番の坂を上がったところの住宅街の中に、
大法寺が有った。気さくな住職が本堂内を案内して
くれて、甘酒までふるまってくれた。ここの売りは、
伝教大師作と言われる、「三神具足大黒」だが、
その他にもたくさんの大黒さんが並んでいた。





 元麻布の高級邸宅の並ぶ中に、氷川神社があった。
江戸市内にはたくさん氷川神社があったようで、
白金や赤坂にある大きな氷川神社と区別するために、
ここは麻布氷川神社とも言うようだ。
 毘沙門天が祭られているとのことだが、社殿の中
には入れてもらえなかった。セーラームーンで有名
になったようだが、年寄りには関係ない話だ。

 次の櫻田神社までも、各国の大使館が並ぶ、閑静な
住宅街を少し歩いた。
 有名な進学校の麻布中高の辺りから、やけにお巡り
さんの姿が目立つようになった。特に厳重な警戒の中に
大きな中華民国の大使館が有った。



 狭い路地を入った中に、櫻田神社があった。寿老人は
どこにいるか聞いたら、ガラス戸の中に小さな木彫りの
像が飾ってあった。



 六本木ヒルズの高層ビルを巻いて六本木通りの高速の
下に出た。
 疲れたのでスタバで一休み。見たら、Tシャツ姿の白人
の男性が居る。どうもこの人種は温度感覚が鈍いようで、
寒くなければ暑いしかないようだ。
 いつもは車で通るので気が付かなかったが、この道は
横断歩道が少なく、渡るのが大変だ。



 ミッドタウンの手前を左に下ったビルの谷間に、
天祖神社があった。七福神に入っているくらいだから、
歴史と由緒のある神社なのだろうが、本堂も賽銭箱も
ガラス戸の中で、有り難くも何ともない。ガラス戸に
空いている穴からコインを投入すると、斜めの滑り台を
通って向こうの賽銭箱にチャリンと落ちる仕組みに
なっている。仕方がないから朱印だけは押して貰ったが、
罰当たりながら又来たいとは思わなかった。



 ミッドタウン方向に戻る途中、これが都心かと思える
ような、朽ち果てた家が有った。六本木も一本入ると、
まだまだ未開なところもあるようだ。



 さあ、もう一社だ。高速の下を歩くのも癪なので、
一本内側の住宅街を歩いていたら、大きな門構えに
出会った。警備員に方向を聞いたら、このブロックの
裏側だという。後で調べたら、アメリカ大使館の宿舎
だった。



 久國神社には、社殿の中に布袋尊が祭られていた。

 すぐそこがANAホテルで、アメリカのほかに多くの
大使館が並ぶ繁華街だが、カミさんがもう歩けない、
と言う。1万歩以上歩いているから、無理もない。
近くのバス停から都バスに乗って新橋駅まで、バス
遊覧になった。
 いつもは車で走る道も、バスの高さから見ると別の
景色が見えて、面白かった。

 2寺6社の港七福神は、かくして踏破されたので有った。

     麻布には都会の顔の七福神
     福神も年に一度のご奉公



 近郊には多くの七福神が有る。

 来年はどこを歩くことになるだろうか?
 いつまで七福神巡りを楽しむことが出来るだろうか?








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