11日夜、太平洋高気圧が張り出し、空気が澄んだせいか、小田原としては星が
よく見えた。市内のやや高台から南の空を仰ぐと、うっすらと天の川。
小田原から天の川を見ることのできる日は年間に数えるほどと思われる。
箱根の南東側すそ野の上空にカメラを向けた。
いて座の方向。銀河系の中心方向。天の川で最も明るいエリア。
さて、12日も高気圧に覆われ、日中は厳しい暑さ、湿った空気が流れ込み、大気の
状態は不安定。昼頃から関東各地で積乱雲が発達。
澄んだ青空に雷雲がそびえたつ。神奈川県の北寄り、清川村付近を通過中の巨大な積乱雲。
雲の上部は成層圏に達し、かなとこ(金床)状に広がっている。雷レーダーでは、雲の下は
激しい雷雨。
太平洋高気圧が張り出し、まだしばらく厳しい暑さが続く。