北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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非情な・・・

2012-01-22 15:19:48 | 特撮作品鑑賞
(今週の海賊戦隊ゴーカイジャー)

観ていて、「大戦隊ゴーグルファイブ」のクライマックスを思い出した。
ゴーグルファイブ第48話で、暗黒科学帝国デスダークのデスマルク大元帥は、ゴーグルファイブの秘密基地を壊滅させるため、女スパイ・マズルカを騙して人間爆弾に仕立て上げ、秘密基地に潜入させた末、基地ごと爆破するという、非情この上ない作戦で、ゴーグルファイブを絶体絶命の危機に追い込んだ。
続く第49話で、マズルカが爆死する際、道連れにされたデスギラー将軍が、破壊された基地の中から傷ついた体で発見され、ゴーグルレッド=赤間健一は、皆が反対する中、手当てをすべく、デスギラーを連れて帰ることを提言した。


そして今回のゴーカイジャー。
「何かを得るためには、何かを捨てなきゃ」を信条とするバスコは、相棒だったサリーをいともあっさりと爆破して、「大いなる力」を手に入れるために、マーベラス達をも倒して、ゴーカイガレオンを乗っ取ることに成功した。
今回バスコが取ったのは、あの時のデスマルク大元帥と同じくらいの、非情過ぎる作戦。
宝箱を持ってくるように言われたものの、バスコに撃たれたトラウマと、手当てをしてもらったマーベラス達への温情との狭間で揺れ、何とか宝箱(偽物だったけど)を盗み出したものの、バスコを前にして、再び心の葛藤に苛まれるサリーの姿には、観ていて胸が締め付けられる思いがした。
果たしてマーベラス達の運命は?
来週は、サブタイトルだけ見ると、バスコとの戦いに決着が付くようだけど、そこでふっと思ったのだが、仮にバスコが倒されるとして、とどめを刺すのは、ゴーカイジャーではなくザンギャックだったりして?
何となく、あり得なくはないような気もするけど、果たして・・・。

最後に、細かい点を一つ。
傷ついたサリーをガレオンに運んで手当てする際、鎧とハカセがサル語(?)で話しかけていたのが面白かったが、「ハイパーホビー」11月号によると、昨年8月に開催された、「海賊戦隊ゴーカイジャーナイト」というイベントで、ハカセ役の清水氏が、サリーの物まねを披露してしたのだという。
もしかして、そのこともあって、ああいうシーンになったのかな?
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