北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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真の目的

2010-03-10 23:09:37 | ドラマ
(「相棒」Season8 総括)

まず、今週で最終回だとは思っていなかった。
例年と同様、今年も第三週まであると思っていたので、雑誌で知った時はビックリだったけど、今シーズンは、なんやかやとあって、生で観た回数が今までで一番少なかったので、繁忙期だけど、最終回だけは、絶対に早く帰って観ようと決めていた。

その雑誌に書いてあったことの中で特に気になっていたのが、「今シーズン最大の謎が明かされる」という点だった。
一瞬、「何のこと?」って思ったんだけど、そう、尊君が特命係に来た真の目的。
表向きは、特命係の方向性を探るべく、右京さんを監視するためということになっていたけど、よくよく考えると、それだけなら、何も尊君でなくても適任者は他にもいそうなので、果たしてどんな狙いがあったのだろうと楽しみにしていたら・・・、

なるほどそういうことでしたか。
右京さんを監視するというのは正しかったようだけど、その狙いが、「相棒」が得意とする、「暗躍」とも呼べる警察内部の思惑にあったというのは、観ていて少々ビックリ。
でも最後は、大方の予想通り、尊君が、今後も特命係に残ることになったので、まずは一安心。
これで、Season9以降(あるよね?絶対)も安泰と言えると思う。

薫ちゃんの卒業が発表された時と、新相棒として尊君の登場が発表された時、どちらも私は、「まずは観てみよう。観ないうちからあれこれ言うのはフェアではない」ということをまず思った。
中でも特に心配だったのが、「トリオ・ザ・捜一」や、鑑識の米沢さん、それに角田課長や大河内監察官といったレギュラー陣の持ち味が、今後も変わらずに発揮されていくのかということだったけど、この点に関しては、今シーズン当初は、少々違和感を感じることもあったけど、回が進むにつれて、尊君との絡み方がうまく描かれるようになっていったと思っている。
特に、相も変わらず「暇か?」の言葉と共にひょっこりと現れる角田課長と尊君の絡みは本当に面白くなってきたと思う。
願わくば、Season9では、これまでのセミレギュラー、例えば、陣川警部補とかヒロコママあたりを再登場させて、尊君との絶妙な絡みをぜひとも描いてほしいと思う。

最後に、最終回自体の感想として一つ。
伊丹刑事、大活躍でしたね~。
久しぶりに、内村部長に正面きって盾突くシーンは、観ていて凄くスカッとした。
今シーズンは、薫ちゃんがいなくなって、当初は、本来の彼じゃないなと思うこともあったけど、尊君に向かって、「特命係の神戸警部補~!」という言葉が出てきたあたりから、元に戻ってきたなと感じ始めていたので、今回の活躍は本当に観ていて楽しめた。
こちらもまた、Season9以降にも大いに期待が持てるなと思った。

ということで、「相棒」Season8も無事に終了。
Season9までの7ヶ月間は、これまでのDVDと本で楽しんでいくこととします。
コメント
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