北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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自然と涙が・・・

2008-12-17 22:27:37 | ドラマ
「薫はどこかで頑張って生きている、と思ってもらうようなラストです」

先週木曜日(11日)の、毎日新聞夕刊に掲載された、寺脇康文さんのインタビューにあった言葉。
入手困難のため、週末に上京するのを利用して、いつもお世話になっている方に買ってきていただいた。

「ファンの人には辞めないでと言ってもらえて本当にうれしいけれど、最後はどうか気持ちよく見送ってほしいなと思います」

日曜日(14日)、甲府市内の書店で見つけた「TV fan」という雑誌に掲載されていた、水谷豊さんと寺脇さんのインタビューの中での、寺脇さんの言葉。
旅先で思わぬ収穫を得たとばかり、それ以外のページはろくに読まずにレジへ直行した。3日経った今も、それ以外のページは殆ど読んでいない。

それから3日。
今日は、この2つの言葉を胸に、テレビの前に座ろうと、朝から心を決めていた。

8月29日、これまた旅先である、会津若松市内のホテルで、何気なく読んでいたスポーツ紙で見つけた、「相棒チェンジ 寺脇卒業」の大きな見出し。
一昨年5月、曽我町子様の訃報に接した時もそうだったが、どうも私は、旅先でこういうショッキングな報せに接することが多いようだ。

あれから4ヶ月、「一体どんな展開になるのだろう?」「薫ちゃんがいなくなって、果たして番組が成り立つのだろうか?」「伊丹はどうなる?」などとあれこれ頭を巡らせてきたが、その果てにやってきた今日この日、番組が終了した瞬間、目に熱いものがこみあげてくるのが、自分でもはっきりわかった。

今、「相棒」ファンとして、どういう心境になれるのか、自分でもよくわからない。
勿論、次回の元旦スペシャル以降も見続けるけれど、3ヵ月後、Season7が終わる頃までには、自分の気持ちに一区切りをつけたいと思っている。
誤解のないように言うと、それは決して、ファンを辞めるという意味ではない。
既に、Season8以降も続くことが表明されているからこそ、今までに一区切りをつけて、新たな気持ちで見て行こうという気持ちになれれば、理想的かなと思っている。

思えば、2002年11月3日、戦隊シリーズのロケ地巡りで訪れた、「シーバンス」(下の写真)で偶然「相棒」のロケ(1stSeason第9話「人間消失」)に接したことが、私が「相棒ワールド」に引きづりこまれるきっかけとなる出来事だった。








あれから6年、

「薫ちゃんありがとう!」

今はこれしか言えないかなやっぱり・・・。
コメント
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