北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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中間管理職かくあるべき

2005-08-27 20:23:09 | 本&CD


今日から何回かに分けて、好きな本の紹介をしていきたいと思います。
まず第1弾は、「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊隊長、
キリヤマ隊長にスポットを当てた、
「ウルトラ警備隊 キリヤマ隊長に学ぶリーダーシップ」
(1997年、大崎悌造:著 ㈱BNN刊)
です。

この本については、単にウルトラシリーズの考察本として
読んでみたいという動機で購入したのですが、
今となっては、大変興味深く読める一冊になっています。
と言うのも、この本は、
「中間管理職としてのキリヤマ隊長」
を基本コンセプトとし、
キリヤマ隊長の発言や行動の一つ一つから、
「リーダーとはかくあるべき」
というテーマを貫いているため、
自分も中間管理職となった今は、日々の仕事をこなすうえで、
意外にと言っては失礼ですが、参考になる事柄が大変多いと
感じられるのです。

ウルトラシリーズの隊長と言うと、子供達にとっては
もの凄く偉い人という印象があるのかもしれませんが、
よくよく見てみると、実はその上に、
普通の会社の社長や重役に相当する、長官や参謀達がいて、
隊長は、そうした上司からの命令を受けて行動しているに
すぎないということがわかります。
つまり、そうした事実を踏まえたうえで、あえてキリヤマ隊長を
中間管理職として設定し、「部下の扱い方」や「上司の説得の仕方」
など、大変身近なテーマについて考察しているのがこの本なのであって、
そうした観点からすると、特にウルトラシリーズのファンでなくても、
じっくりと読んでいけば大変参考になる一冊ということが
言えるのではないかと思います。
自分も係長になって早4ヶ月。
まだまだ力不足や勉強不足を痛感させられることが多く、
係長という役職の本来あるべき姿からは程遠い状態にありますが、
今後も、時に自らの努力で、そして時にはこうした本を参考にしながら、
日々頑張って行こうと思っています。

追伸:今日の出来事
① 先日書いたとおり、この時期の恒例行事ということで、
  眼科に行ってきました。結果は、例年どおり、
  アレルギー性結膜炎の兆候ありとの診断で目薬を処方されました。
  例年どおりだとしたら、1週間ほどで良くなるのではないかと。
② その眼科からの帰り道、自転車のチェーンロックが壊れ、
  急遽新品を購入しました。
  何の前触れもなく突然壊れてしまったのです。ついてない・・・。
コメント
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