折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

最初の『不覚』

2007-02-18 | 青春
学生時代から大の西部劇ファンで、映画と言えば西部劇に決まっていた。

それも、貧乏学生だったから『3本立て』なら最高だった!

その西部劇で、今も思い出すほろ苦い失敗談がある。

初デートの時、映画でも見ようと言うことになって、新宿コマ劇場周辺をうろうろしていると、真っ先に目に入ってきたのが、『誇り高き男』、『胸に輝く星』、『ワーロック」と言う、西部劇ファンには『必見』、『垂涎』『3本立て』の看板であった。


今日が何の日か、何のために映画を見るのか、わかっていながら、つい『ふらふらと誘われる』ように入場してしまっていた。

館内では、小生が一人『楽しんいたとあって、

『西部劇を見たいんなら、これからは一人で来てくれる』

と、『きつ~い一発』を見舞われて、その日のデートはご機嫌を取り結ぶのに四苦八苦、散々な結果となってしまった。

あの日のことは、その後いつまでも尾を引いて、折に触れ、

『始めて一緒に見た映画が、西部劇、しかも、3本立て。全く、デリカシーがないんだから』

と、ちくり、ちくりと攻められると、それこそお手上げ、全くの『無条件降伏』である。


それでも、今でも西部劇は大好きで、NHKの衛星放送で昔の西部劇を放映する時は、必ず録画している。

録画本数も大分たまったので、これから『若かりし、昔』を思い出しながら、一本一本をじっくりと鑑賞しようと思っている。

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