歓喜!
CS第4戦、劇的勝利に歓喜の表情の中日の選手たち。(朝日新聞)
中日ファンの小生にとって昨夜の試合は、何ともたまらない試合であった。
最大の山場、見せ場は、終盤の8回、9回。
両チームの中抑え、抑えの投手が共に筋書き通りにいかずに、そこから波乱のドラマの幕が開く。
巨人が打力で中日が誇る、中抑えの高橋、抑えの浅尾両投手を攻略したのに対し、中日が巨人の山口、久保両投手から四球を選び、攻略というより、むしろ両投手の自滅で勝ちを手にしたのは、何とも皮肉であったが、最終ステージを締めくくるにふさわしい激闘であった。
絶対高目に投げない中日・浅尾投手の球が上ずり、巨人打線につかまり、コントロールの良い巨人・山口・久保両投手のコントロールがままならないで自滅する。
あの場で繰り広げられていたのは、技術・技能を超えた、まさに生身の人間同士の戦いであることを、まざまざと見せつけられた試合であった。
今や野球は、先発―中抑え(セットアッパー)―抑え(クローザー)の分業体制が確立した時代であるが、昨夜の試合は、この分業体制の中抑え、抑えを攻略すると筋書きのないドラマが展開するということを如実に証明した試合だったと思う。
野球の面白さ、凄さ、奥深さを堪能した試合であったが、あの終盤の場面を録画で見たのでは、興味半減である。その意味で、試合を最後まで中継したフジテレビは、もう一方の殊勲者である。(時々、音声が中断したが)
これで中日は、リーグ優勝、CS最終ステージを制して日本シリーズでパの覇者ロッテと日本一をかけて戦うことになった。
リーグ優勝して日本一になるのが落合監督の宿願である。
完全制覇を目指して、がんばれ『落合ドラゴンズ!!』
ほんとですね。
ラミレス、和田共に4番が絶不調でしたが、最後は4番の差が出ましたね。
和田の一発決まりましたね!やったー!