折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL42~「スリップ注意」

2012-01-24 | 写真&俳句

雪にはしゃぎ、凍りついた道を走る愛犬のパール。

雪凍る     ご用心あれ     老犬よ


昨夜の居合の稽古日。

それまで武道場の屋根に音を立てて降っていた雨音が聞こえなくなった。
止んだのかと思って外に出ると、夜空から激しく雪が舞い落ちていた。

辺りは一面の雪景色。

「このまま降れば、明日は大雪だね」

「きっと積って、朝が大変だよ」

と仲間と話しながら帰路へ。

この時点では、大雪を予想してブログには

銀世界     犬かけ回る     喜々として


という句と、埋まるほどに降り積もった雪の中を嬉しげに走り回る愛犬の写真を載せようと考えていた。

ところが、この予想に反して雪は夜半前に止んで、朝、起きて見ると銀世界と言うには程遠い景色である。

むしろ少ない雪が、寒さで凍りついて危険極まりない状況。

そんな中でも、愛犬のパールは久しぶりの雪が嬉しいらしく、凍った道路に足をとられながらも、あちこち走り回って、おしっこをしたり、うんちをしたりと忙しい。

しかし、我が愛犬も今年で12歳、もう老犬の部類に入る。雪道で滑って骨折ということも十分考えられる年齢である。

そこで、おしっことうんちが終わった所を見はからって、まだ遊びたい様子の愛犬をなだめて家の中に入れた次第である。

勿論、その際は、ロートルな小生も転ばぬよう細心の注意をしながら。

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