昇段審査会風景(写真は三段以下の部)
当日発表される指定技5本を6分以内に演武する。時間を超過すると失格。
前方、机に座っている人たちが審査する先生方、中央の机に座っている人は、時計係りの人。後方、座っている人たちは出番を待つ受験生
今日は春と秋の年2回行われる県下居合道の昇段審査会の日である。
わが支部からは、初段にAくん、二段にWさん、三段にKくん、そして四段に小生が挑戦する。
午前中に行われた三段以下の部では、受験した3人全員が合格し、みんなで喜びを分かち合った。
午後からは、四段、五段の審査である。
小生の四段挑戦は1年前に続いて、2度目である。
昨年の雪辱を期して、この1年間稽古に精進して来た成果が問われる6分間の演武である。
合格発表に集まる受験者たち(左)発表された合格者番号、小生の番号は22(右)
さて、その演武であるが、精神的には、平静を保つことができたのだが、体の方がイメージしている通りには動かず、日頃の練習に遠く及ばない出来栄えに、多分ダメだろうと発表の瞬間まで落ち込んでいたのだが、張り出された合格者番号に自分の番号を見つけて、何か信じられないものを見たという感覚を味わう。
『あった』とつぶやくと、その声を聞きつけて同行してくれた先輩のT五段が『おめでとう、良かったね』と力強く握手してくれた。
そして、今回一番お世話になったAさんに合格を知らせる電話を入れ、『良かったですね』とねぎらいの言葉をいただいて、ようやく合格を実感できた。
四段と言う居合を志す者にとって、一つの大きく、高い壁を一つ乗り越えることができて、今日と言う日は我が人生の中で、忘れられない、記念すべき日となった。
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