折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

貴重な体験~御柱『里曳き』前夜

2010-05-01 | 日常生活
今、諏訪の町は7年に一度の寅と申の年に行われる通称『御柱』と呼ばれる天下の大祭で大いに盛り上がっている。

長さ約17m、直径1m余り、重さ10トンを超える巨木を山から切り出し、人力のみで各神社までの道中を曳いて、山から里へと曳き出す「山出し」は4月2日、3日、4日に終わって、次は、神社までの道中を曳き、御柱を各社殿四隅に建てる「里曳き」が5月2日、3日、4日に、上社・下社それぞれで行われことになっているのは周知のとおりであるが、先日のゴルフのパートナーの一人であるNさんは、この御柱が運び出される出発点となっている原村に別荘を所有している関係もあって、今年念願の『山出し』に参加したとのこと。



御柱屋敷で『里曳き』の日を待つ、長さ約17m、直径1m余り、重さ10トンを超える巨木。


そこで、Nさんに茅野市、原村境の綱置場から茅野市安国寺の御柱屋敷までの御柱街道と呼ばれる約12kmの山出しのルートを車で辿ってもらい、また、山出しで里に曳き出されてきた御柱を一堂に集めた御柱屋敷を見せてもらった。

御柱屋敷の敷地内に巨木が所狭しと並べられた有様は、まさに壮観で、実物の持つ迫力に圧倒された。





その後、諏訪大社の神殿に詣でて額ずくと共に、祭りのフィナーレである各社殿の四方に柱を建てるために掘られる穴なども実地見分して来た。

5月2日、3日、4日の本番を前に諏訪大社周辺は、見物客の桟敷席を準備するなど、最後の準備に慌ただしく追われているように見受けられた。

先輩Nさんのおかげで思わぬ貴重な体験をすることができました、衷心より御礼申し上げる次第です。ありがとうございました。



祭りのフィナーレである各社殿の四方に柱を建てるために掘られた穴















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1 コメント

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御柱 (ゆたか)
2010-05-01 22:44:20
諏訪は中山道歩きで通過しましたが
茅野は未踏の地です
最後の傾斜は本当に急坂です
先日一人亡くなりましたよね
本望だったのでしょうかね

ちなみに
茅野の権宮司さんは
僕の居合道部の先輩です
たしか住所は原でした

無事のお帰りで何よりでした
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