折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL586~「オーラ」みなぎる

2014-12-09 | 写真&俳句
 
開場前、コンサート会場には既に人だかりが(左)、コンサート終了後出口に向かうお客さん(右)。 


神懸(かみが)かり     一期一会の     第九かな



今回は、聴き終わった後の感想をまとめてみた。

「2階席でステージのすぐ横の席。指揮者やオーケストラの人たちの動きや顔の表情までしっかり見えて最高の場所だった」。

「こういう場所って初めてじゃない、いつもは指揮者の背中を遠くから見ているものね」。

「ティンパニーとトランペットが座席の下の位置で全く見えなかったのが玉に傷だった」。

「それにしても指揮者「コバケン」さんのオーラたるや圧倒的だったね」。

「顔の表情の変化なんか手に取るようにわかるから、見ている方もぐいぐい引き込まれてしまう」。

「ある時は『菩薩様』のように穏やかに、そしてある時は『阿修羅』のごとく目を吊り上げる、その目まぐるしい表情の変化から繊細な音が紡ぎだされたり、ステージいっぱいに響き渡ったりと千変万化する、息をのんでしまうね」。

「指揮中に発する声がここまで聞こえてきた。それを聞いて、熱い思いが声となってほとばしり出ているんだと感動した」。

「よくトランス状態って聞くけど、あんな感じなのかね」。

「オーケストラにもそのオーラが乗り移って、凄い熱演だった」。

「コンサートマスターなど、それこそ全身で弾いていて、余りの力の入りようで見ていて弦が擦り切れるんじゃないかと思ったよ」。

「オーボエを吹いてた人も目がつり上がっていたよね」。

「指揮者の力って本当に凄いなと改めて思った」。

「まさに『炎のコバケン』の面目躍如の演奏だった」

「演奏が終わって、『ジン』と来てしまい手が痛くなるほど拍手してしまった」。

「まさに『一期一会』のコンサートだった」。



読売日本交響楽団 ベートーヴェン『第九』演奏会


演奏曲目


「エグモント」序曲

交響曲第9番 二短調OP125「合唱付き」

指揮:小林研一郎
演奏:読売日本交響楽団
独唱:廣田美穂(ソプラノ)、松浦 麗(メゾソプラノ)、中井亮一(テノール)、押川浩士(バリトン)
合唱:新国立劇場合唱団