折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL527~守護神

2014-08-30 | 写真&俳句




たわわなる     稲穂守りし     案山子かな



甥の結婚式に招かれて、かみさんと一緒に茨城県に行って来た。

式場に大分早めに着いてしまったので、近くをぶらりと歩いて見た。

大通りを1本外れて裏通りに入ると、そこはもう青々と田んぼが広がっている。

丁度、稲刈りの時期でたわわに実った稲穂が重たげに頭を垂れていた。

そんな田んぼの中で、昔懐かしい案山子がしっかりと立っていた。

そんな案山子を見て、ここまで順調に育ってきたのは、この案山子のお陰かもしれない、とふと思った次第である。


二人して    誓い新たに    佳き日かな


結婚式の席で思い浮かんだ五・七・五である。