折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

癒しの一日~コンサート&食事&庭園散歩

2012-04-25 | 友達・仲間
幼なじみのKくん、Y子ちゃんと3人で恒例になっているコンサートに行って来た。

今月はこれまでとちょっと趣の変わった例会となった。

というのは、いつもは開演が2時とか3時なのでコンサートが終わるとどこにも寄らずに直帰していたが、今回は浜離宮朝日ホール11時30分開場の「ランチタイムコンサート」。

「耳」と「心」を癒してくれたコンサート。



すぐ近くには、「築地市場」や名勝「浜離宮恩賜庭園」がある。

いつもと違って時間の余裕があったので、コンサートが終わった後、おいしい寿司をいただき、風薫る庭園をのんびりと散策した。

従って、今回の感想は音楽だけでなく、すしの味や八重桜が満開の庭園の話など交えたものになった次第である。

― ギターのリサイタルは初めてだったけど、どうだった

― 素人には、ヴァイオリンやピアノに比べちょっぴり地味だよね。しかし、やさしい、癒される音色で疲れなかった。

― コンサートで聴くより、家で本を読んだりしている時のバックグランドミュージックと言った感じで聴いたわよ。

― 確かにそんな感じだよね。となりの席のおばさん気持ち良さそうに「舟を漕いでいた」よ(笑)

― いつもテレビなどでフォーク歌手が弾いているギターと音が違っているように聴こえたんだけど・・・・。

― そうだね、プログラムがバッハだったので、ちょっとチェンバロのような音色に聴こえた。

― それにしても、今回も聴きなれた曲と初めて聴く曲かによって親しみ具合が違うということを、またまた身を持って体験した感じだったね。

― そうね、わたしアンコールで弾いてくれた曲が一番良かったわよ。

― バッハの『喜怒哀楽』を「哀」をカットして有名な旋律3曲を弾いてくれたのは嬉しかった。

「舌」と「胃袋」を癒してくれた築地市場の寿司。


― 音楽はそれくらいにして、お寿司はどうだった。

― 築地の寿司屋さんには今まで来たいと思っていたんだけど、中々チャンスがなくて。念願がかなったわよ。

― コンサートが終わったのが2時近く、築地の寿司屋さんは2時が終わりが多いので、冷や冷やしたけど何とか食べられて良かった。

― 「舌」と「胃袋」が癒されたと言ってるよ。

― 浜離宮庭園は青葉と八重桜と青空のコントラストが絶妙だったね。

「目」と「気持ち」を癒してくれた浜離宮の庭園。


― 初めて来たけど、とっても素晴らしい所ね。また来たいわよね。

― 今度はコンサートの有無に関係なく、築地のお寿司屋さん、この庭園巡りをメインにみんなを誘って来ようや

― そうだね、秋の紅葉の頃がいいんじゃない。

― とにかく今回は、音楽で「耳」と「心」がお寿司で「舌」と「胃袋」が庭園で「目」と「心」がそれぞれ大いに癒されよね。

― まさに「癒しの1日」になった、すばらしかった。




浜離宮ランチタイムコンサート
福田進一ギターリサイタル~マイ・バッハ・セレクション


主よ、人の望みのよろこびよ
<アンナ・マクダレーナのための音楽帖>から5つの小品
リュートのためのプレリュード、フーガ&アレグロBWV998(オスカー・ギリア編)
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009

― 休憩 ―

サラバンド&ブーレ~ヴァイオリン・パルティータ第1番BWV1002より
プレリュード&ジーグ~チェロ組曲第6番BWV1012より
シャコンヌ~ヴァイオリン・パルティータ第2番BWVBWV1004より