Ham's Gallery 制作日記

マリンワイルドライフアーティスト浜中せつおのアトリエ便りです。たまには取材と称し、釣行記も載せたりします。

相模湾、海の幸

2005年10月23日 23時13分20秒 | 雑記帳
昨日、友人の船で相模湾に出ました。前日の天気予報は外れ、どんよりと曇り時折雨がパラつく空模様。とはいえ海は波もなく穏やかで、10歳の男の子を含むこの日の仲間には、まずまずの釣行日和でした。
この時期の相模湾は、イナダやアオリイカ、キモが太りだしたカワハギなどが旬の魚として主役になります。そして夏の名残のようにカツオやメジ、ペンペンシイラが残っていたりもします。陸はすでに秋の装いでも、水はまだ暖かいのです。
で、この日の釣果は、サバ、サバ、サバ、サバサバサバ。カツオを追いかけイナダを探し、あちこちと走り回って、鳥山やナブラを何度か見つけたのですが、何処へ行ってもサバサバサバ。同行のエリックも「サバマン、サバマーン」とスパイダーマンの替え歌を歌って釣りまくっていました。エリックは日本語は話せませんが、ルアーで釣れる相模湾の魚についてはほとんどの日本名を知っています。サバは相模湾では周年釣れ、釣行の度に持ち帰るので、我が家の冷凍庫にはいつ釣ったか忘れた切り身が入っているような始末。
そこで、今回のおみやげは「クロシビカマス」、地元ではスミヤキと呼ぶ深海魚で、タチウオの親戚です。夕方になると深場から上がってきて、水深100メートルぐらいで釣れるようになります。ウロコは無くヌルヌルの粘液で覆われていてキモイので、これまでは持ち帰りませんでした。ところが以前この魚を持ち帰って食べた釣友ラドゥが、この日は喜んでキープしているではありませんか。そこで僕もえげつなくキープすることにしました。
家に帰り、良く洗ってさばくと、意外なほど綺麗な白身のフィレになりました。まずはラドゥのお勧めに従いムニエルに。うーん、なるほど。ちょっと大味なタチウオといった感じでしたが、なかなかいけます。今日はもう少し工夫してみましょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブルーマーリン制作中 | トップ | 相模湾、海の幸(その2) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑記帳」カテゴリの最新記事