11月5日(金)、羽田-宮崎を飛行機で旅することになった。
選んだ往路便はANA609、羽田(1315)-宮崎(1500)。
滑走路が4本になったものの、相変わらず遅れ気味の羽田空港からは6分遅れの13時21分発。
機体は順調に飛行を続け、1時間以上経過した14時45分ごろ、機長からアナウンス。
「当該機の機長です。みなさんに残念なお知らせがあります。・・・」
残念ってなんだ~?実はパイロットの免許持ってないとか(笑)昨晩彼女に振られたとか(笑)
そうじゃなかった。
小型機が宮崎空港でトラブルを起こし、残骸を処理するために滑走路が閉鎖されているとのこと。
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【読売新聞WEBページより】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101105-OYT1T00968.htm
航空大学校の訓練機、着陸時に機体前部損傷
5日午後1時50分頃、宮崎市の宮崎空港で、航空大学校(宮崎市)の訓練機(ビーチクラフト式
A36型機、乗員1人)が着陸する際、機体の前部を滑走路に接触させながら停止した。
操縦していた訓練生1人にけがはなかった。国土交通省によると、機体の前方下部が激しく損傷して
おり、前輪が機体の中に引き込まれていたという。運輸安全委員会は事故調査官2人を現地に派遣した。
(2010年11月5日21時00分 読売新聞)
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宮崎空港の再開を待って上空を何度も旋回するも、機長も諦め、15時25分頃、鹿児島空港に向かった。
鹿児島空港にダイバートするくらいなら、航空自衛隊新田原基地に降りろとか言いたかったけど、
そんな発言したら飛行機おろされそうだったから、静かに待ってた。
15時45分。無事、鹿児島空港に着陸。あ~あ、またバス移動か・・・。
機体が止まると、乗客は皆、上の棚から荷物を下ろし、出口に向かって行列を作る。
すると、客室乗務員から「ベルト着用サインが消えてないから座るように」との指示。
何じゃ何じゃと思ったらほどなく、「宮崎空港の滑走路がオープンされたので向かう」とのこと。
ありゃりゃ、機内に広がる苦笑の山。これだけいろいろあっても、切れる客がいなかったのが良かった。
その後、燃料補給とクルーのブリーフィングのため、15:45-16:34まで機内で待機。結構待ちが長い。
乗客が勝手に外に出ないように客乗さんは各扉に張り付き。機長はブリーフィングのため、空港へ。
ここで出た不思議が2つ。
1)携帯電話を使いたい人は前に来いとのこと。横に座っていた人の話では話をする人は
タラップに出て、通話していたのではないかって。確認してみれば良かった。
2)給油中は、シートベルトをするなという指示。何でだろう?
16時34分に駐機場を離れた機体は、離陸のために地上を地道に走る。
機体が実際に地面から離れたのが16時44分頃。17時01分頃に宮崎空港に着陸したから、実フライトは17分。
反対の隣にいた客が「鹿児島-宮崎間を飛行機で飛ぶなんてめちゃくちゃ贅沢だよ」みたいな
おもしろトークをしていた。確かに!
私的にはこんな小さなフライトでもきっちりブリーフィングし、safety instructionを再びするマメさに驚き。
同機には巨人の選手もたくさん乗っていたが、セリーグの野球中継は見ないのでまったく分からず。
黒人の選手がいたけど、あれがオビスポ?もしそうなら、鹿児島空港で《軟禁》されているうちに
トレード決まったってこと?
いずれにしても、約4時間飛行機に乗ってましたわ。疲れた~。