エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

ラジカセがカッコ良かった頃。

2004-09-30 | 思い出
今「ラジカセ」と言っても、別にどうということもない生活用品です。
しかしかつて、そんなものが青少年をときめかせた時代があったのです。
その絶頂期が、1978~82年頃でありました(と言い切る)。

もちろん何が最高だったかは、人それぞれでしょう。
ラジオに録音機能がついた頃(それは黎明期か)、あるいはテレビがついた頃。
はたまた液晶画面付きで超多機能になった頃。

78~82年頃というのは、ラジカセが大型化のピークを迎えた頃でした。
メタルテープ対応、ピークメータ搭載など、コンポステレオを目標として邁進していました。
そして「重低音」ブームが来た頃でもあります。
この頃ラジカセは恐竜の如く、我が世を謳歌していたのでありました。(?

(その後は小型化・Wカセット化に方向転換してゆき、またCDを新たなソースに加えると「マイコンによる複雑な制御」という新しい方向へさらなる進化を遂げ、さらに時代が進んでいくと、MDの普及に歩調を合わせるように、次第にお手軽な家庭用品に様変わりしていきます。)

当時、中学生だった自分はアイワの「ターボソニック」CS-J88に憧れ、新宿ヨドバシカメラで売上1位をソニーのエナジー99と張り合っていると聞いては密かに頷いていたのでありました。
当時の事情は「ライター仕事再録」など、いろいろな方が解説しております。

結局、その後大型ラジカセブームは去り、自分は高校入学祝いでソニー「リバティ」というミニコンポを親に買ってもらったのでした。
しかし数年経ったのち、妙に欲しい病が起き出してきて、つい最近まで「通りがかった電気屋に在庫品の昔のラジカセがまだ売ってる。おおぉ~早く買わなきゃ!」という夢をしばしば見て嬉しいやら悲しいやら、情けないやら複雑な思いにとらわれておりました。

今はヤフオクなどで古いラジカセが結構取引されているようですが、良い状態のものは少ないようです。
そんなときにネットで見つけたのが高円寺の「TURBO SONIC」。
当時のラジカセなどを修理、販売しているようです。そのうち是非行ってみたいと思います。
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