エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

細木数子「地獄に送る」発言?

2004-10-21 | TV・音楽
※今回は
「細木数子氏は『地獄に“送る”わよ』とは言っていないはずだ」
という前提の下で書きますので、もし
「いや、確かに言っていた」
ということであれば是非ご指摘下さい。
至急、内容を差し替えることとしますので。


昨日のJ-WAVE「グルーヴ・ライン」で、リスナーからの投稿。

  「細木数子は、イケメンは地獄に送らない」。

思わず笑ってしまったのでしたが、
さて。
彼女は「地獄に送るわよ」と、本当に言ったことがあるのでしょうか?
最近テレビに出ていることが多いのでしばしば見るのですが、ゲストの芸能人に対して
「アンタ、地獄に堕ちるわよ」
と言ってたのは実際に見たことがありますが、地獄に「送る」わよ、と言ったことはないのではないか、と。

このあたり、ほんのわずかな違いのようですが、意味的には全然違ってきます。
「堕ちるわよ」なら、相手に対して「そんな(彼女の主張するところの)道理に背くことをやっているとダメになるよ」という、自業自得的なニュアンスが感じられます。
しかし「送るわよ」だと、「言うことを聞かないと酷い目に遭わせるよ」という、明らかに不遜なイメージ。

テレビで見る限り「本音で言っていい?」と、まあ周囲に対してかなり言いたい放題言っているように見えるので、「地獄に堕ちるわよ」と言ったのがいつの間にか「地獄に送るわよ」と伝わっていったとしても、案外「あの人じゃ、言いそうだよな」で済んでしまいそうです。

ただ、そんなイメージが拡大再生産されて「細木数子=何だか威張ってる悪いヤツ」になってしまうと、それはちょっと違うんではないか、と。

別に彼女を擁護したいわけではないのですが、一連の流れに例のマスコミの悪習が感じられるのですね。
さんざ持ち上げておいて、落とす。いい加減踏みつけ飽きたら、また引き上げる。
発言をねじ曲げて、故意に悪いように伝える。
それと結構気になるのが、番組宣伝ではゲストとすごい応酬を演じてるように見せておいて、実際に放送を見てみたら別に何でもない流れだった、というパターン。
編集で勝手にお互いの発言を並べ替えて、さも喧嘩したかのように見せてしまう。
(これは、はっきり言って詐欺行為ですよ)

勿論、テレビに出てくる人に対しての好き嫌いはあるし、彼女の場合は自信を持ってやっている事が占いなので、「あの人はこうなる」と自信過剰気味に断言したことが外れれば、当然バッシングにはなるでしょうが。


ともかく、人のウワサとマスコミには、くれぐれも要注意、であります。
間違っても鵜呑みにすることだけは無きよう。

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