『ガラスの仮面』 美内すずえ 著
花とゆめ 連載中 白泉社(1976~)
◆大女優を目指す北島マヤと、そのライバル姫川亜弓の物語。
父の顔を知らない貧しい少女・北島マヤが、ひょんなことから往年の大女優・月影千草にその才能を見出され、ひとつひとつ苦難を乗り越えていく。そして演劇史上不滅の名作と謳われる『紅天女』の主演を演じるべく、演劇界のエリート・姫川亜弓と激しい火花を散らして闘う話が幹になっている。そこに芸能プロダクションの社長の速水真澄や、影ながらマヤを助けてくれる謎の紫のバラの人とのラブストーリーが絡んでくる。
マヤが女優として成長していく話もおもしろいが、劇中劇というかマヤが演じる多くのお芝居もしっかりストーリーができていて、ふたつのドラマが楽しめる。一粒で二度おいしいという感じだろうか。
コミックスは42巻まで発行されていて、連載開始からすでに30年。うちではわたしと息子の2世代で楽しんでいる。
しかし!なんといっても進行が遅い!作者は完結させる気があるんだろうか・・・すでにドラマ化もアニメ化もされていてそれなりの完結はしているが、本編のほうはさっぱり。コミックスの41巻が出たのが1998年、42巻が2004年。6年も開いている。43巻はいったいいつ?紅天女の梅の木の精の役は、上演権は、速水さんとの恋は、どうなるの?
30年を超える大河ドラマの結末を、心待ちにしている人もきっと多いはず。
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花とゆめ 連載中 白泉社(1976~)
◆大女優を目指す北島マヤと、そのライバル姫川亜弓の物語。
父の顔を知らない貧しい少女・北島マヤが、ひょんなことから往年の大女優・月影千草にその才能を見出され、ひとつひとつ苦難を乗り越えていく。そして演劇史上不滅の名作と謳われる『紅天女』の主演を演じるべく、演劇界のエリート・姫川亜弓と激しい火花を散らして闘う話が幹になっている。そこに芸能プロダクションの社長の速水真澄や、影ながらマヤを助けてくれる謎の紫のバラの人とのラブストーリーが絡んでくる。
マヤが女優として成長していく話もおもしろいが、劇中劇というかマヤが演じる多くのお芝居もしっかりストーリーができていて、ふたつのドラマが楽しめる。一粒で二度おいしいという感じだろうか。
コミックスは42巻まで発行されていて、連載開始からすでに30年。うちではわたしと息子の2世代で楽しんでいる。
しかし!なんといっても進行が遅い!作者は完結させる気があるんだろうか・・・すでにドラマ化もアニメ化もされていてそれなりの完結はしているが、本編のほうはさっぱり。コミックスの41巻が出たのが1998年、42巻が2004年。6年も開いている。43巻はいったいいつ?紅天女の梅の木の精の役は、上演権は、速水さんとの恋は、どうなるの?
30年を超える大河ドラマの結末を、心待ちにしている人もきっと多いはず。
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