10/9-11にパシフィコ横浜でBIO JAPAN 2019が開催されました。日本弁理士会のバイオ・ライフサイエンス委員会は一昨年・昨年に引き続いてブース出展し、本年度は初めての試みでBIO JAPANのパートナリングシステムを使用した無料相談会を実施しました。私もブース要員・相談会要員として現地入りしてきました。
BIO JAPANは毎年10月に開催される日本最大の医薬・バイオの商談会であり、大学、公的研究機関、ベンチャー、中小企業に加えて外国からも多くの企業が参加しています。最近では中小企業やベンチャー企業の間でも知的財産の重要性が浸透しているものの、残念ながら一部では知的財産の理解が不十分であるケースや、弁理士の存在が知られていないケースがあり、知的財産制度の啓蒙活動と弁理士の存在のアピールが重要となっています。BIO JAPANへの出展はこのような点から大変意義あることと考えています。
ブース出展以外に委員会メンバーによる発表(キメラ抗原受容体(CAR)の基本骨格に関する特許事情)やはっぴょんによる練り歩きアピールもありました。また無料相談会は予想を大幅に超える申し込み(40件以上)がありました。過去3年間で今年が最も反響が大きかったと思います。