-写真の部屋-

奥野和彦

秋葉原

2006-05-23 18:26:53 | 写真
050623昨日の話だけれど、きちんと承諾をとって、と考えてみた所で、たかだかこの程度の使用目的で、取るとなったら出版社、撮影者両方なのかと考えているうちにやっぱり面倒くさくなって、あきらめる事にした。いずれ機会があったら、という事で。あのあと、改めて写真を見返してみても、やはりいい写真でした。今日は午前中、現像液、印画紙を買いに秋葉原。帰ってフィルム現像。フィルムをリールに巻きながら思った事…。デジタル写真が
商業写真においても当たり前になって、フィルムのつめ間違え、現像時における失敗というのがなくなって本当に良かったと思う。そんな事で一人の人間のクビが飛んだり、責任者と呼ばれるものがいちいち、身のすくむ思いで、代理店のカメラマンに怒鳴られに行ったり、見習い、アシスタントから始めてカメラマンを目指している若者が、そんなくだらない他人の尻拭いで、夢をあきらめたりする事はかなり減っただろう。プロの世界は厳しいんだと、怒鳴られる事も必要なんだよって
あんた、言うかも知れないが、んなことは百も承知なのだ。真の「撮影者」は肝心なところを人任せになんかしないよ。それをさぼって、撮影がうまくいかなかったらそれは自分の責任だと分かっているから。分かってるヤツは怒鳴られなくても
わかってる。いまや、こうやって自分の趣味でやってるフィルム現像なんて事のほうが、よっぽど失敗出来ないのだ。



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