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流出雑記 

2011/10/25~28

2011年11月01日 | Weblog
25日夜 
京都駅八条口から夜行バスで新宿へ。今回のバスのシートは足が伸ばせて背もたれもゆったり後ろまで倒れ、小さい枕がくっついていたり、腰の後ろにクッションもあり、節約した結果の夜行バスなのに、かえって贅沢をしているような錯覚に陥るほど体が楽だった。

26日早朝 
新宿着。バスを降りてからバスの利用者の休憩所のようなところへ案内してもらった。更衣室や鏡台、ドライヤーなどあって、そこで身支度をしたり、うたたねしたりコーヒー飲んだり皆それぞれに街が動き出す前の持て余す朝の時間を過ごしている。

私の支度が済んだあたりで7時。
とりあえず朝食をとろうと街をうろつく。排水溝から上がってくる下水のにおいの濃さに人の多さを感じる。
歩き回った末、駅の地下にあるベルクという喫茶店にたどりついた。
夫は一度来た事があるらしかった。有名な店だという。
周りの環境の変化に同調しない独特の趣があり、壁にはメニューや何かがびっしり貼られている。品数が異様に多い。夜はバーになるようだ。
カウンターで注文する。厨房は慌ただしく、お客も次々にやってくる。朝の一服とコーヒーを飲むサラリーマン、ここに来るのを朝の日課にしている様子の人々。朝食をとる荷物の多い旅行者。
この店の名物はホットドックらしかった。それを注文している人が多い。慣れた人は、ホットドック ブルーチーズで、とか好みのようにオーダーしていた。
夫はトーストとゆで卵のモーニングを食べた後、やっぱり気になってホットドックも買った。とてもシンプルで、ジャンクな感じのないホットドックだった。

アッサムミルクティーをゆっくり飲んで、8時半店を出る。西巣鴨へ向かう。
いつもの道を迷いなく歩く通勤の人々の導線を妨害しつつ不慣れな歩きで山手線。
乗り換えて都営三田線。

宿は池袋だったが、西巣鴨に稽古場をとってもらっていた。今日から3日間朝から晩までここで過ごすことになる。
西巣鴨の駅からすぐの西巣鴨創造舎。廃校になった小学校を利用している施設で、体育館は劇場になっていて、稽古場は日当たりのよい教室だった。
機材セッティングをしている間に体をほぐす。少し眠る。

食事はすぐそばの巣鴨の商店街でとった。おばあちゃんの原宿と聞いたことはあったが、実際足を踏み入れたのは初めて。ここを歩くのが楽しくて、次の日からは都営三田線に乗り換えず、山手線の巣鴨駅から歩いて西巣鴨まで行くことにした。

池袋の安宿。ユニットバスの浴槽にはった湯の栓を抜くと、トイレのある方の床の排水溝から水が逆流してきた。隣の部屋に変えてもらったら、そっちの方が広くて断然良い部屋だった。

27日 
本番用に黒い靴を買った。
とにかく稽古場にいた。
夕飯を食べ損ねた。

28日
稽古場に音響のpsy氏が来た。
夕飯はコンビニのおでんだったが、ちくわぶが関西にもあれば良いのにと思う。
制作さんに通しを見てもらう、その最後の通しで覚えてないといけない言葉が思い出せなかった。