りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

スタジオスマガタ アフタヌーンコンサート15周年記念 やっぱり15年って凄いよ…。

2014-02-01 23:22:36 | コンサート

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 新潟クラシック界を静かに、しかし、確実に牽引してきたスタジオスマガアフタヌーンコンサート。

 そのスタジオスマガタアフタヌーンコンサート15周年を記念してりゅーとぴあ大ホールでコンサートが開かれる…と言う情報をキャッチ(って、いつもコンチェルトさんのブログで知るのだが。)、りゅーとぴあに足を向ける。

 本コンサート、三部構成、総勢28組が登場、11時から始まって、終了は4時過ぎ…という長大なもの。と言うことで、諸般の事情により、第3部大学院生、一般の方の演奏を聴く。

 この手のコンサート、大体1組5分程度で1曲、ところてん式に流れるように発表…というパターンになりがちな訳だが、本コンサートは1組あたり十分時間が確保されていることもあり、皆さんの気合いの入った演奏をじっくりと堪能することができた。流石に私の聴いた大学院生、一般の方の演奏は水準が高く、聴き応えがあったな…という感じで大満足。(入場無料で悪いなぁ…って感じ。)

 プログラムにスタジオスマガタコンサートを主宰されている菅又淑子さんのメッセージが書かれてあったが、「出演者の皆様のために何かお手伝いが出来たとしたら、私共一同、心からうれしく思います。」という謙虚な書きぶりに度量の大きさを感じ、ちょっと感動。

 さりげなく15年と言うが、こんな長期間に渡って続いている…って言うのはやっぱり凄い事ではないだろうか。このような方々のサポートのおかげで今の新潟クラシック界の隆盛がある…と改めて思った「スタジオスマガタ アフタヌーンコンサート15周年記念」であった。 

スタジオスマカタって?と言う人は↓
 http://blog.goo.ne.jp/fignon1989/d/20121009


イリーナ・メジューエワ「舞踏への勧誘、ラ・カンパネッラピアノ名曲集」 若林工房さん、ありがとう。

2014-02-01 10:58:57 | クラシック

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   イリーナ・メジューエワ オフィシャルショップ コンチェルトさんで購入していた「舞踏への勧誘、ラ・カンパネッラピアノ名曲集」をじっくりと鑑賞。

 月刊メジューエワ…というのはオーバーだが、次々に新作がリリースされるイリーナ・メジューエワ、今クラシック界で一番リリースペースの早いアーティストかも知れない。今回は昨年8月、「若林工房10周年記念コンサート」と題して、若林工房の地元、新川文化ホールで収録されたライヴ録音2枚組。

 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」、ショパンの「華麗なる大円舞曲 変ホ長調」 などを始めとした超有名曲を1925年製のニューヨーク・スタインウェイを使用してメジューエワが華麗に披露…と言う感じなのだが、実際聴くと、印象に残るのはメジューエワが弾くスタインウェイの凄まじさ。

 華麗なルックスからは想像できない重量感あるピアノサウンドにただただ圧倒されるのみ。「メジュさま、凄すぎるよ…。」と言うしかない。(こう言うディスクを聴くと、良いオーディオ・システムを構築したいよなぁ…と思ってしまう。)

 しかし、毎回思うのだが、レコード不況で、一流オケといえどもそうそう簡単にはCDをリリースできないご時世、このようにバンバンCDがリリースされる…というのはなんてメジューエワは幸せなアーティストなのだろう…と思うとともに、ファンとしても嬉しい悲鳴。

 このようなCDをリリースしていただき、改めて「若林工房さん、ありがとう。」とお礼を言いたい気持ちである。(なお、若林工房さんとは、富山に本拠地を置くクラシック・レーベル。旦那さんと奥さん二人でやっているとのこと。地方で二人でここまでできる…って凄いなと思うとともに、勇気を与えてくれる存在である。)