新年明けましておめでとうございます。
昨年1年間はいろんなことが起こり、辛い1年間でもありました。
今年はいい年であるように願いたいですね。
今年は昨年もお知らせしたように、中華作品が数多く公開される予定です。昨年は久々に劇場公開も多かったので喜んだ方も多かったと思いますが、うちの会社も『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』『レイン・オブ・アサシン』『アクシデント』『密告・者』『新少林寺』と5本も宣伝のお手伝いをさせていただきました。今年は1月14日公開の『三国志英傑伝 関羽』をお手伝いしておりますが、それ以外だと夏前には公開される『鐡三角』のお手伝いをさせていただく予定です。あとは秋に公開予定の2作品がタイミングあえばお手伝いする予定ですが、残念だったのは『証人』と『武侠』のお話もあったのですが、すでに別の作品がその月に決まっていたのでお手伝いできなかったこと。近々配給からも公開情報が出ると思いますので、ファンの方はもう少々お待ちください。ちなみにメイン館は、ヒントとして新宿の劇場のようです(昨年秋の連続上映していた武蔵野館ではないです)。
とファンには嬉しい話ですが、でも映画界はいろいろな問題もあります。
映画業界も昨年は震災の影響があったといえども、2010年の20%減という厳しい状況となりました。
また全国のスクリーン数も増加から減少へと転じ、地方の独立系シネコンが閉館したりなどもあり、映画も厳しくなっています。その中で今いちばんの問題となっているのはVPFです。これたぶん一般の方は知られていないと思いますが、現在全国のほとんどのシネコンは上映をフイルムではなくデジタル上映に変えており、今年は全国のほとんどの劇場がデジタル化になる予定です。ただ、機材を導入するには莫大なコストがかかるために、この機材を導入するにあたってのコストを、VPFというシステムで上映する時に配給と劇場がお互いに持っていきましょうというものなのですが、これにはメリットとデメリットがあった、大手のように一度に300~800スクリーンで上映するような作品ならばプリントコストが抑えられるけど、例えば香港映画のような単館で上映されるような作品だとプリント1本を回すよりもコストがかかるという問題があるのです。
VPFは大手の会社は推進していますが、逆に地方の単館系などはこれだとメリットがないということで問題定義していますが、例えばビデオ系や小さい会社でコストをかけられないからブルーレイ、DVDでかけていたような作品も、出す場所もどんどんなくなってしまう、もちろん映画のプリントにいたってもそうですが、大劇場ではかからないということも出てくるわけです。単館系のスクリーンを複数持っている劇場に聞くと、1スクリーンはフイルムやブルーレイのような上映機材も対応できるように残しておくと聞きましたが、でも今までのようにお願いされた作品を全部かけられるかは、集中してしまうのでわからない、と聞きました。
ということで、世界的にデジタル化の波が来ている中で映画界もどうゆう風になっていくのか、今年はその意味においても重要な年になるかもしれません。
VPF問題の記事1
VPF問題まとめ
昨年1年間はいろんなことが起こり、辛い1年間でもありました。
今年はいい年であるように願いたいですね。
今年は昨年もお知らせしたように、中華作品が数多く公開される予定です。昨年は久々に劇場公開も多かったので喜んだ方も多かったと思いますが、うちの会社も『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』『レイン・オブ・アサシン』『アクシデント』『密告・者』『新少林寺』と5本も宣伝のお手伝いをさせていただきました。今年は1月14日公開の『三国志英傑伝 関羽』をお手伝いしておりますが、それ以外だと夏前には公開される『鐡三角』のお手伝いをさせていただく予定です。あとは秋に公開予定の2作品がタイミングあえばお手伝いする予定ですが、残念だったのは『証人』と『武侠』のお話もあったのですが、すでに別の作品がその月に決まっていたのでお手伝いできなかったこと。近々配給からも公開情報が出ると思いますので、ファンの方はもう少々お待ちください。ちなみにメイン館は、ヒントとして新宿の劇場のようです(昨年秋の連続上映していた武蔵野館ではないです)。
とファンには嬉しい話ですが、でも映画界はいろいろな問題もあります。
映画業界も昨年は震災の影響があったといえども、2010年の20%減という厳しい状況となりました。
また全国のスクリーン数も増加から減少へと転じ、地方の独立系シネコンが閉館したりなどもあり、映画も厳しくなっています。その中で今いちばんの問題となっているのはVPFです。これたぶん一般の方は知られていないと思いますが、現在全国のほとんどのシネコンは上映をフイルムではなくデジタル上映に変えており、今年は全国のほとんどの劇場がデジタル化になる予定です。ただ、機材を導入するには莫大なコストがかかるために、この機材を導入するにあたってのコストを、VPFというシステムで上映する時に配給と劇場がお互いに持っていきましょうというものなのですが、これにはメリットとデメリットがあった、大手のように一度に300~800スクリーンで上映するような作品ならばプリントコストが抑えられるけど、例えば香港映画のような単館で上映されるような作品だとプリント1本を回すよりもコストがかかるという問題があるのです。
VPFは大手の会社は推進していますが、逆に地方の単館系などはこれだとメリットがないということで問題定義していますが、例えばビデオ系や小さい会社でコストをかけられないからブルーレイ、DVDでかけていたような作品も、出す場所もどんどんなくなってしまう、もちろん映画のプリントにいたってもそうですが、大劇場ではかからないということも出てくるわけです。単館系のスクリーンを複数持っている劇場に聞くと、1スクリーンはフイルムやブルーレイのような上映機材も対応できるように残しておくと聞きましたが、でも今までのようにお願いされた作品を全部かけられるかは、集中してしまうのでわからない、と聞きました。
ということで、世界的にデジタル化の波が来ている中で映画界もどうゆう風になっていくのか、今年はその意味においても重要な年になるかもしれません。
VPF問題の記事1
VPF問題まとめ
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