大空を見上げて

日頃感じていること

我家の教官に感謝

2023-09-07 | Weblog

二十歳の若き青春時代自分自身を鍛える為、大空を舞う夢見て、落下傘隊員を志願した。
新隊員の前期(神奈川)後期教育(大分)が終わり、憧れの空挺を志願28倍の競争率の難関を突破、空挺教育隊(千葉県習志野)に入校し猛烈な訓練と厳格な規律が始まった。
毎朝六時ラッパの音で起床、営内掃除隅々、ベットは羊羹を切ったように角を立て10円玉をおいてつかめない位に整理、整頓の検査があった。
又毎日営庭で整列し服装検査(空挺靴はピカピカにベルトのバックルの裏まで磨き、顔が写ってひげが剃れる位厳しく、頭髪、ヒゲもみあげの位置、空挺帽のかぶり方及び目の位置、アイロンの掛かった空挺服及びズボンに折り目、爪チャックの位置、背筋姿勢歩き方,挙手「敬礼」等)教官、助教の検査で注意されるとその場で腕立て伏せ10回。
私は絶対大丈夫と思っても最初は3回以上注意を受けた。
卒業まで腕立て伏せをやらない日はないほど厳しかった。
遠い若き日の懐かしい思い出である。 
(28歳退官一般社会へ、ドライビングスクール教官へ)     
 

  

【日本 自衛隊歌】君のその手で/JGSDF Song「With your own hands」

最近その頃の教官が我が家いると感じている。
昨日も「あなた水道強く出さないで周りに跳ねるでしょう!終わったらちゃんと締めて。トイレの電気消した?」入浴しようとすると「食後1時間はまだ消化してないからだめ。」又「夏エアコンの温度調節27~28度にしなさい。食事も食べ過ぎだめ、…」等日々注意される。
俺はボケ老人じゃーないんだー。一人呟きながら女房って何でこんなうるさいのだろうと思う。
数人の友人、知人に聞くと何処の家庭の奥様も同じだとの事。
私なんかまだ良い方でうちなんか娘と女房で「うるさい、うるさい・・・」
世の亭主又会社のトップの上司で社員は恐くて近づけない人でも家に帰れば同じだと聞いた事がある。食べ物の栄養管理もかなり厳しく言われる。
 確かに男は年を重ねてくると気が回らなくなるしだらしなくなると思う。
これが誰にも何も言われなくなってしまうと思うとまた寂しい気がする。
妻がいろいろ言ってくれるので老いても綺麗で清潔感を感じる人間でいられると思う。
昨年までアルバイトでバス運転、2回厳しい健康診断の結果ですが、異常なし!でした。
本当に「うるさい!」教官いや妻だが、私の身体の健康も考えての事、心より感謝している。

   
           結婚35周年、船旅へ
                    



         

コメント
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