大空を見上げて

日頃感じていること

森田さんを悼む

2009-10-16 | Weblog
  大切な友人の一人、森田由美子さんが召されて1ヶ月が過ぎました。
心の準備もなく突然に奥様を失くされてご主人はどうしておられるか、
お通夜の時に「おばぁちゃん、おばぁちゃん」と泣いていた3歳のSちゃんはどうしているか…
思うだけで胸が痛みます。
 
  弟も召されて3ヶ月。人生の虚しさ、儚さがふと胸をよぎります。

しかし、今日読んでいた本の中に次の一節がありました。
 
 「皆さんの中には、家族の大切な方を亡くしたという人もおられるでしょう。
  どれほどの心痛を覚えておられるかお察しします。
           …………… 
  あの愛する人は天国にいるのだ。そこはもっと素晴らしい場所だ。
  喜びが溢れている。 そこで安らいでいるのだ。
  別れは悲しいものですが、同時に今神様の御許で休んでいる事も噛みしめ
  ましょう。…」

 お通夜でもお葬式でも私も確かにそうお話したのに、悲しみが優先するとその事実が隠されてしまいます。

  私が弟から受け取った最後のメールは
   「疲れた。兎に角疲れた。休みたい。」でした。 

病気との闘いの中で弱音を吐かず、嘆かず、事実を淡々と受け止めていた弟の本音だったと思います。

  森田さんも弟も今神様の御許での永遠の安息の中にいる…これが事実なのですね。(shizuko)

        (写真:在りし日の森田由美子さん)
コメント
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