大空を見上げて

日頃感じていること

カッパドキアの遺跡

2008-10-27 | Weblog
  今回のトルコ旅行で最初の観光はカッパドキアでした。
AD4世紀、アラブ(イスラム)の迫害を逃れて、約2,500人のキリスト教徒たちは荒野の中を旅しカッパドキアまで来ました。
そして岩の中に洞窟を掘って隠れて暮らしました。
礼拝堂、日曜学校の教室、聖職者たちの会議や食堂として使った場所、厨房、居室など迷路のように、深く掘られていました。
火を使うと煙が出て見つかってしまうので、食べ物もうすで細かく砕いて食べていたそうです。
8世紀までそのような生活が続きました。

あんな硬い岩をどうやって掘ったのだろう…と思いました。
夏は涼しく、冬は暖かいとは言っても、その生活はずいぶん大変だったと思います。
換気も悪く、病気で亡くなる人も大勢いたようです。
千数百年も前の状態がそのまま残っているなんてすごいことですね。

秋の澄んだ空気とすてきな自然を見ながら、45分ほどのウォーキングもしました。
その夜は洞窟での生活を想像して、なかなか眠る事ができませんでした。

*今回の旅の収穫の番外編…主人がはじめて洗濯機を使えた事!(shizuko記)
   

(写真:カッパドキアの洞窟教会跡)

コメント
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