日々修行、日々発見

仕事etc柄、エンターテインメント全般や、スポーツ・武道の話題を中心に、柔らかく書く雑記帳です(タイトルは硬いけど)。

テラスで一杯

2005-07-29 | Weblog
会社の元同僚と立川で飲み。

akari
のオープンテラス、心地よい風が気持ちよかった。
このシチュエーションで飲むビールは格別。
料理もヘルシーでよいしね。

2軒目にバーR。

とりあえず久々ロングロウを飲み、
そのあと続けてに良いお勧めありますか?
と言ったら
ラフロイグクウォーターカスク
が出てきた。

かなりピーティーですと言われたけど、すでに結構飲んでる身だったせいか、家の15年よりはピーティーというよりも丸みを感じた。
でも充分ラフロイグらしさがあり、かつ良いバランスと思う。

とまあいろいろ満足。
たまにはこうい日が無いとね!と思った本日。

人生初の…

2005-07-28 | Weblog

人生初のTOEIC試験。
会社で役職者以上は強制的にやらされる事になってしまったのでした。

運良く中学でエスカレーター式の学校に入ってしまったが故に、英語で受験した事の無い私にとって、英語は最大の鬼門。

受験英語なんて使えねえ等と巷では言われますが、ただの暗記だろうがなんだろうが、単語と構文をしってるか否かがどれだけ違う事か…。そんな事言う人は、それに気づいてないだけなんですよ、とひがみたくなるってものです。

リスニングの最初の写真を見るの以外は、勘ですよ勘。

というかはっきり言って集中力が続きません。単純になんかちょっと違う事考えてて次の半分くらい聞き漏らした事も何回もありました。いや、ほんと久々の苦行な2時間ばかりでした。


点数ははなから諦めてるので気にしてませんが、
これで給与とかが決まるような会社じゃなくって良かった
とだけは思ったのでした。


シリーズ3部作、の後味

2005-07-26 | 映画寸評
いつも単体の映画レビューを書いてましたが、ふと最近みた2つの映画にまたがって思ったことを記してみます。


小説にせよ、映画にせよ、ゲームにせよ…
人気が出て続編シリーズ化されたもので大抵言われるのは

「最初のが一番面白かったよねえ」

の声。
うーん、そういう仕事してる我が身にも結構痛い声です。


ふと思えば、この4カ月の間に映画は数本観てましたけど、その中には
「インファナルアフェアⅢ」
「スターウォーズ エピソード3」
という、2つの”3部作シリーズ完結編”が含まれていたのでした。

しかしながらこの2つ、私の中では対照的な後味。


インファナル・アフェア:
・第1作は私のベスト5に入るような大好きな映画、
・MY評価はシリーズ右肩下がり…
・意外性はあったが、それがあまりよくなかったような。

スターウォーズ:
・第1作(ファントムメナスのことですが)は評価(伏字)
・MY評価はシリーズ右肩上がり。
・予想外の面での意外。そのせいもあって面白く見せてくれた。

もしクオリティが同じだったと仮定したとしても、
期待値が高いと、続編への評価は厳しくなり、
期待値が低いと、続編への評価は良くなる、
というのは何にでもありがちですが、作品としては

”果たしてどっちが幸せなのか?”

という問いには答え出ず。


まあそれぞれ良い所悪い所は当然あるわけで、値段相応に楽しませてもらったという意味では変わらないかな。

という両者のレビュー、遅ればせながらそれぞれアップしつつ、より紐解いてみようかと思っています。


4カ月ぶり…に思う

2005-07-26 | Weblog

富良野に行って遭難してました…

とでもいわんばかりの未更新でした;


その間にトラバ等して下さった方々には申し訳ありません。
(多分、もう見てくれてないと思うけど)
でも単純に仕事がえらく忙しくなり、きっかけを失っていただけなので勘弁してください。


その間にちょっと思った事。


去年は1年仕事を暇にさせてもらってたのですが(という事を許してくれる会社のなんと寛容なこと)、今年はその分普通はありえない分受け持ってるので、
「とにかく文章を沢山書く」
必要があるわけなのでした。

そのせいか、BLOGを書こうという気も薄くなってたような。
逆に言えば、去年はそれがなかったからこそ、ついつい書きたかったのかなと思うのです。

でも仕事で考えて書く事はまた違うから、この4カ月でBLOGにだから書いてみたい事は沢山あったと思えるし、そしてBLOGを通じていろんな人の感性や考えに触れる事は、仕事を含めた日常とはちょっと違う面白さがあると思うし、そんな事も再発見したのでした。

という事で、4カ月の結論として、ぼちぼちまた書き連ねていこうと思うのでした。

富良野です…。

2005-03-12 | Weblog
会社スキー部で北海道・富良野スキー場に。
吹雪てはいないけど、所詮は最高気温も最低気温も氷点下な地ですから、、寒い寒い。

にしても、土曜なのに客が少ない。コクド問題はまさか関係ないと思うが…大丈夫か?
今のうちに思う存分滑っておこう。

映画「ローレライ」 その2

2005-03-09 | 映画寸評
映画「ローレライ」について第2弾。

今日は映像面について。よってネタばれ無しです。



■ やっぱり特撮映画なのね…

樋口監督は、いわずと知れた特撮監督。いまどき特撮監督と言っても、ミニチュアでとかじゃなくてCGも多用している訳だし、いったいどんな画を見せてくれるのか、楽しみにしていた。

一言で言うと、やっぱり特撮である。

まず、妙に艦船類が模型っぽい。
実際に模型を使用している所はあるのだろうが、きっとCGであろう所も、何故か模型っぽいのだ。CGに相当の予算を割いているという事を聞いていたが、仕事柄CGを常に見ている身としては”それだけお金をかけていたらもうちょっと良く出来たのでは…と正直思ったり。

特に気になったのは質感。実際にリアルな潜水艦を見た場合にどう見えるかは別としても、もっと硬さや重量感を見て感じ取れるようにあって欲しかったように思う。鉄の塊、それが海中を進む、だからやられたら終わりだ、という予感がもっと緊迫感に繋がったのではないかと想像したりする。
ちなみにこの質感は、敵方の船についてもとても感じた。

そしてそれをごまかすため?という事は無いだろうけれども、全体的に白っぽく画面を作っていたのがかなり気になった(無論、外のシーンだが)。
潜水艦内という暗い密室空間、それをより感じさせるための対比としてあえてそうしたのかもしれないけれども、妙に艦内の映像と差があって、同じ映画内?と思うような違和感が付き纏ってしまったようにも。
ひょっとしたら前述のCGの質感も、それによって作り込まれていたのに見えなかったのかもしれないし。

とネガティブな事ばかり書いてしまったが…

ところどころ、特撮で磨いてきたであろうカットや演出なのか、スピードやテンポ良い演出は気持ちよさを感じた。もうちょっとCGならでは視点などで冒険をしても面白かったかもしれないけど、エンターテイメント作品として広い層に見てもらうには良いわかり易さはあるし、そういった視覚技術に目を奪われず、この作品で描く中心はやはり人間ドラマである、という監督の意思なのかもしれないと思った。

ただ。

違う意味でやはり映像への拘り方があっても良かったように思う。かなり概念的だが、あの時代、物語の舞台の空気、それをもっと肌で感じられるような作りこみが映像にあって良かったのでは無いだろうか。

この映画の中で、ちょっと目を覆ってしまいそうになるような描写はほぼ無い。それ自体は私個人としては好ましい。残酷さをリアルに描く映像を殊更売りにするような必要は無い。
しかしその意味での視覚でひきつけるということでなくとも、リアルさの追求はこの映画の場合はもう少しあって良かったのではないかとは思う。戦争というこの状況、その重み、その厳しさ、だからこそ登場人物達の葛藤は強く、だからこそ彼らの意思の重さがあり、我々の心に突き刺さってくる。そのためにこの映画に出てくるもの達に、もっと真実味があって良かったのではないかとも思うのだ。

という事を含めて、やはり特撮映画なのね(別に悪い意味ではないけど)、とつい思ったのである。

(つづく)

「ローレライ」 その1

2005-03-07 | 映画寸評
公開初日に見てしまいました。

「ローレライ」
樋口真嗣監督作品

原作の大ファンです。故にか、映画として面白くないかどうか、判断つきません…
そのために少し時間をかけて書こうかと。


-------以下、いつもよりはネタばれ(どちらかといえば原作)含みで--------



■ 映画化のための原作、であったはずだが…

原作は、まさに大作である。量もさる事ながら、この小説の中に登場する要素それぞれが、非常に濃密である。そして描かれるのは、国家とは何か、日本人とは何か、第2次世界大戦を舞台にして、現代に生きる我々に対する非常に痛切なる問いかけだ。

私はこの小説を読んでまさに圧倒されたし、小説自体についていずれ思う事を書きたいと思いつつ、私の中でのあまりの思いの強さに、今だ書けずにいる。
ただ言えるのは、それだけ残る、原作に描かれている強さと重さがあるという事だ。

だからこそ、2時間あまりの映画にいかようにしてゆくのか、まずその点から興味深く思っていた。だがそもろもこの原作自体、樋口監督の「潜水艦、女性」というキーワードを元に、映画化を前提として書かれた小説である。
よって、もともと作品にエンターテイメント性を重要視する福井氏の作品の中でも、他作品以上にビジュアル的な見せ場のスケール感、(無論良く考えてみればほぼ潜水艦の中での狭い話ではあるが…)は充分感じられていたように思う。
その意味では、そもそも映画化するに適した作品の構成であったとは言える。

しかしながら、そこは福井氏の作品。
潜水艦の中で繰り広げられる人間群像劇が、非常に密度が濃い。各登場人物、時代の空気、そしてそこから産まれる強い命題や問いかけ。
それを支えているのが、氏の緻密なる文章表現力。その文体と綴られる言葉の力なくして、氏の表現する人間や主張は伝わらない、と言い切れるだろう。
映画化を意識して作られたといっても、それを全て映画の中に込めるのは、いかなる手段を持ってしても考えられないのではないか…映画化の話を聞いたときから、非常なる喜びと同時に大きな不安を持った事は間違いない。


■ 映画が決めた枠

戦利潜水艦である伊507、ローレライシステムとN式潜水艇、それを唯一稼動できる日系の少女。
本来このストーリーに求められていた用件は、当然と言えば当然だが、映画でも骨格である。

ただし登場人物は簡略化され、またそれぞれのポジションも違うものとなっている。
そして登場人物達の性格付けも、ある程度簡素化され、わかり易くなり、人物同士の対比がはっきりして群像劇を読み取りやすくしている。映画にする上では当然の事だろう。

しかし。
戦争末期という状況の中で、各々が本当にギリギリまで人間性や己の信念を問い詰め、それを元に行動し、そしてぶつかり合った強いドラマと、だからこそ読者に強く突きつけられたテーマ、それらが本当に登場人物のバックボーンが薄い状態で共感できるものになったのであろうか。

原作で描かれた、人物各々が通ってきた道。その描写は、一見単なる狂気にしか思えない浅倉大佐の策謀ですら彼の純真さ故であり、ある種戦時日本の中で最も冷静に事態を見れていただけとまで思えなくもなかったし、絹見やフリッツ(原作しか出てこないけど)のような人間達が、”祖国”というものの意味合いに疑念を持ち問うてなお、選択し戦う事の重みがより心をうった。

良いとか悪いとかではなく、映画において、浅倉の信念や狙いは描かれてはいたけれども、ただの狂気にしか見えなかったのではないかと思うし、絹見は単純な人道主義者であり、登場しないフリッツの代わりにパウラが自分の祖国や居場所を問いかける事も無かった。

映画の枠は、大きな意味でのプロットを中にいれ、日本の未来を託す”希望”を描くことまでは広げられているが、原作の持っていた”あるべき国の姿”に対する問いかけを、登場人物達によって様々に描き、見る者に提示する所までは広げられていなかった、そう思うのだ。


(明日へつづく)

「オペラ座の怪人」

2005-02-22 | 映画寸評
すっかり風邪にやられ続けて怠けているうちに観てから2週以上経ってしまったが、今だ耳の中に曲が響いているので軽く一言。。

映画「オペラ座の怪人」
ジョエル・シューマカー監督作品。


----------以下若干ネバばれ含みで-------------

■ 映画化の意味

劇団四季のおかげか、題名とテーマだけはやけに頭にこびりついているくせに一度も観た事無いんだよな…であったので、映画になると聞いた時には観にいこうと思っていた。
それが興行1位になるほど人気になるとは。

しかし納得な作りであったように思う。特に女性には受ける感じでしょう。

全てが美しく、華麗で、ドラマティックな演出、かなり完成度高く、まさについ画面に魅せられてしまう。
映画化となると途端に使える空間も広がる訳だし、ともすればオリジナリティを出すために”スケール”的な部分を強調しがちになりそうなものであるが、そこはぎっしりと密度濃く詰められた”舞台芸術の粋”とでも言うような感覚がきちっと感じられ、素晴らしいと思った。

とは言え、映画でしか出来ない演出も効果的に使われている。最初、モノクロ写真?と思わせるとそれが動きだし、さらに”Overture”のイントロが流れるのに合わせて劇場の埃が風に舞い、それに合わせてカラーになり、回想である物語の時代へと移る。一気に、かつ自然に、この物語の舞台へと観客を引き込む、とても効果的な演出であると関心した。

果たして映画化に意味があるのか?とちょっと思っていなかった訳では無いが、ロイド=ウェバーの中にある「オペラ座の怪人」の完成系が、映画というメディアだからこそ実現出来たのではないかと思わせるとても意義ある映画化であり、かつ素晴らしい”映画”の1本であったと言えるだろう。

■ 究極のラブストーリー

物語は”怪人”の謎、彼の持つ悲しみ、を軸とするものである。(という枷といえば、「エレファントマン」を思い出した)。
確かに彼の苦しみは観る者の心に響いてくるし、それに向かうクリスティーヌのストレートな心の葛藤が、歌に乗ってより強く感じられる。

ただ一方では映像世界の美しさに引っ張られる分、哀しい愛、究極のラブストーリー…と宣伝されているような感動はちょっと薄れる。クリスティーヌが素直なせい?か簡単に心が動かされちゃうのが、葛藤を軽めに見せてしまうような…
でもあの素晴らしい楽曲の数々、そして意外なまでに上手かったキャストの歌声によって、どんな饒舌に、どんなスペクタクルな展開を作られる以上に登場人物の心を雄弁に表現し、大きな感動を産んだには違いない。
それは、歌や楽曲が耳に残る事によって、舞台で得た感動もまたいつまでの心に残される、、というミュージカルならではの良さであり、その素晴らしさをきちっと映像化できたという証でもあるのだろう。


ともあれ久々のミュージカル映画、とても楽しめたし、名作といわれる所以をしっかりと肌で感じたのであった。いつか舞台でも観てみたい。
その前に久々に「サウンド・オブ・ミュージック」でも観ようかな。

最後にまた風邪にやられた一週間の日誌。

2005-02-20 | Weblog
すっかり最後は風邪ひきでダウン。
要するに遊び過ぎ?という事ですか。そうですか。

という事でろくに更新してなかったので、軽く日誌風に記しておく。


13(日)
 少林寺のOB現役合同練習。その前日までスキー行ってたのでさすがに疲れてた。
 まあ教えるふりして大分楽しちゃいましたが…
 その後、映画「オペラ座の怪人」を観に行く。良かった。レビューは後ほど。

14(月)
 出社 チーム内の来期タイトルの取りまとめをはじめる。
 どう進めようかちょっと考えたが、自分がいない間に詰めておけ→帰ってきたらプレゼンして、とちょっと都合の良いプラン立てをメールで投げて去る。
      
15(火)
 白馬に2泊3日のスキー旅行に出発。
 拳法部の学生と一緒なので、レンタルコテージを借りての節制旅行。でもコテージも1泊2800円にしてはすごく綺麗で良かったけど(まあ平日5名1棟だから安いのだが)。
 レンタル用品が足りてなかった事がスキー場に来てからわかり後から持ってきてもらったりなどあり(借りてる本人もちゃんと確認しろよ…とちょっと学生に怒り)、白馬47で滑り始めたのは14時半くらい…しかもスキー歴1回の女子が居たのでほとんど滑れず。

16(水)
 八方尾根で滑る。
 小粒の雹と雨交じり。寒い。期待の朝一リーゼンも前の晩からの雹が積もり、びしっとグルーミング、という感じにはいかず。
 と状態はいろいろよくなったけど、途中学生達を下の方に残し、意地で一番上まで昇り、滑った。手袋の中もびしょびしょ、いったんちょっと抜いたら、あまりに水気が多くて手が滑らず、手袋の先まで指が入らなくなった…でも気合で滑った。小指は感覚が無くなった。

 夜はパスタと豚肉のオイルブルスケッタを作って学生に食べさせた。よく食べて飲みました。

17(木)
 この日も八方尾根で1時過ぎまで滑る。ほとんど雨なし、天候としては結構良くなった。
 スキーをやった2人ともうまくなってくれたので嬉しかった。特に最初どんな初心者コースでも怖がっていた女の子が最後は中級者コースをちゃんとターンを連続させて降りてこれるようになり、楽しいと言ってたので、来たかいがあったものだと思った。
 帰りの途中から変な疲れ方が。
 要するにこの時点で風邪ひいていたようで、帰り着いて夜から鼻もぐすぐすっと…週末のスキーにやばさを感じ始める。

18(金)
 出社 体調悪くマスク着用だが、いくら私でも丸3日間休んでスキーに行った上で体調崩し休む、というのは気が引けたので意地で出社。
 14~18時までずっとMT。特に7本の企画案のプレゼンをセッティングしておいたのだが、結構つらかった。
 そして夕刻、翌日からのスキー部合宿の参加を断念、前日キャンセルをお願いする。。

19(土)
 ほとんど寝てました。
 あまりに寝てて身体痛くなったので、ちょっと起きてドラクエやりました。
 ちなみにPS2版Ⅴ・・・まだおわらず。

20(日)
 ほとんど寝てました。
 なかなか治らない・・・
 だいぶ前に買っておいた斉藤孝著「会議革命」を寝ながら読む。
 18日のプレゼン&ディスカッションで、こりゃ真っ当な議論になるように仕向けないと駄目だな…と悟ったので。皆大人になろうや・・・揚げ足とりしてても意味ないでしょ、、、

という一週間、よく遊び、結果身体はついていけなかったという事。そろそろ歳も考えないとねという事かな。


白馬

2005-02-17 | Weblog
一昨日より学生引き連れて白馬に来ている

今は八方尾根で滑っている最中。昨日は雨まじり、今日は雨ではなくなったが、周り濃霧でほとんど見えない…。

でも楽しい平日スキー

という事で一昨日の武田菱を一枚。