７日午前８時４５分ごろ、北海道岩内町の雷電岬の沖合約１キロで、プレジャーボートの乗船者から「エンジントラブルがあり、浸水している」と第１管区海上保安本部に１１８番通報があった。
同本部の巡視艇と北海道警のヘリが、転覆しているプレジャーボートを発見。近くで漂流していた５０～６０歳代の男性３人を収容したが、病院で全員の死亡が確認された。ボートには４人が乗っていたといい、同本部と道警が残る１人の捜索を続けている。
同本部によると、事故当時、現場付近には約１０メートルの風が吹き、波の高さは約１?５メートルだった。４人は救命胴衣を着用していたという。