初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第238回】工期

 本日は、大工ローテーションミーティング←いつもネーッミングが長いと思っていますが
中々良いネーミングがなくこれに落ち着いています。

 やりこんでいくと、大工さんが遊ぶ時間がなく本当に良い循環が生まれます。
丁寧な仕事を作り出すには、やはり適切な時間があってしかるべきだと思います。

 会社の都合で工期が設定されていたら?【お役立ちレターナンバー5をご参照ください
(まだそこまで配れ切れていないお客様楽しみにしていてくださいね^^)】

 こんなことは、この業界では当たり前です。しっかり工期をとり職人に良い仕事をしてもらう
という発想自体、皆無な状況なのです。

 その証拠に、ローコストメーカーでは40坪の建物を大工工事3週間しか与えられ無い事もあります。
今のように、夜遅くまで明るいうちは良いですが、冬場のように暗くなってから灯光機をつけながら
の仕事など良いものが仕上がるはずが御座いません。

 なぜ工期を短く設定するのか?なぜだと思います?

 それは、リース関係、つまり仮設の足場代、仮設のWC代、そして職人さんたちへの手間代が
最小限で済むからです。『時間がないから何かを端折る』これは人間の性ではないでしょうか?

 職人になった気持ちで考えてみてください、工期が無い中で仕事を急かされる⇒本当は色々な事を
やってあげたいのに・・お客様とコミュニケーションをもっととってあげたいのに・・という
後ろ髪をひかれる思いで仕事をこなす⇒これに慣れてくると現場を早く仕上げる事が評価に繋がると
思うようになる。

 このように一生に一度の家づくり、職人たちとのコミュニケーションがとれないというのは
寂しいものです。
 
 ですから、我が社では腕の良い笑顔の素敵な大工さんが6名おります。
適正な工期を設定し、各々の持ち味で現場を取り仕切っていただいております。(棟梁制なので大人数での
仕事をしません、これは責任施工を強く意識しているからです。)

 もりぞうの家づくりは本当に楽しかったと言ってもらえるような、仕組みをこのミーティングでは
メンバー全員が共有しておりますので、直接施工の強みを最大限活かし、早速本日は現場に飛び
棟梁に本日のミーティングの中身をお伝え致しました。

 現場でのコミュニケーション大切ですよね^^これも我が社の強みの一つです。。
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