第107話「107です」

扉絵はダイナミックにケチャップを流すトウマの図。

またしてもナツキにプリンを食われたトウマ。今度は蓋に名前が書いてあったのだが見逃されてしまった。
「トウマにあやまれ！」と咎める長男、ナツキをひっぱたくが逆に突き飛ばされる。
「これは兄貴が悪いよ」と言うアキラも突き飛ばした後で、「悪かった　買ってやる」と謝るナツキだが「許さない！」
兄弟は突き飛ばされ損だ。

で南家に飛び出してきたトウマ。「またかよ」である。
だがカナは「しかし　その兄貴の言うことももっともだね」という。名前を書いても気付かれなければ。
で、オムライス。6巻の裏表紙を務めたオムライスだ。
「書くならドーンとでかく！」
カナが書いたのは１００。「10（とお）と○（まる）でトウマだ！」
対するトウマ、「＋（加える）と７でカナだ！」
お互いを天才呼ばわりするが、これを読むのは難易度が高い。普通に「チアキ」と書いてる千秋。「私にはよくわからないからハルカ姉様が認めるなら認めてやる」と謎の上から目線。
ハルカは足して107と読んだ。当然。107話だから107。100話をスルーしたこの漫画は107話に変な話を持ってきた。
話としては兄貴の言い分を認める冷静さに注目したい。みなみけはクールなお話であり、食べ物の恨みは常に大きい。表紙に持ってくるくらいに。