Activities of FF Nara

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ソウル渡航

2018年10月25日 | Outbound Exchange

Seoul Club (Korea) ソウルクラブ渡航 2018年10/5~10/10

 韓国への渡航は奈良クラブとしては今回が初めてで、少し不安な気持ちを持ちながら、ソウルの金浦空港に降り立ちましたが、空港で出迎えて下さったホストファミリーの人達のフレンドリーな歓迎ぶりに、一挙に不安は吹き飛んでしまいました。今回の渡航参加者は13名でいつもより少ないグループながら、ソウルクラブの人達の思い切り明るく暖かい歓迎ぶりに我々一同はすっかり安心し、時には日本にいるのかと錯覚してしまう程お互いに打ち解け合う事が出来ました。新聞やテレビ等のマスメディアで報道されているイメージとは程遠い現実の韓国の人達と接する事により、フレンドシップ フォースのような草の根の活動の大切さを改めて自覚させられる貴重な体験をする事が出来ました。これを機に、日本と韓国とのFF同士の交流が一層深まる事を願わずにいられません。(AC畑邦子・大西弘記)

  

10月5日(金)

 台風の進路範囲に韓国が含まれているというニュースを背にして関空を飛び立ち、無事ソウルの空港に到着。ソウルFFの会長はじめ数人のホストに迎えられ,友好の強いハグを交わし、一同そろってソウル支部の幕と伴に記念写真を撮る。その後、それぞれの滞在先に分散して向かう。夕刻、歓迎夕食会の会場に向かうも、金曜日の帰宅時間にぶつかり、我がホスト(ED)にあちらこちらから遅延の電話連絡が入る。結果、一時間遅れの歓迎パーテーが開かれた。ホスト達の優雅なシマチョゴリ姿に一同写真を取りまくる。会長の司会でまずはAC畑さんの挨拶がハングル語で始まり、寝ずに考えたという素晴らしい英文メッセージが、そして大西さんの挨拶が続き、全員の乾杯で盛り上がる。一同韓国料理のおいしさに感激。我がチームのアリラン披露もうまくいき、続いて本場のアリラン曲に合わせた踊りの優雅さに韓国ムードを満喫する。素晴らしい出会いに感謝のみである。(吉岡久代 記)


10月6日(土)

 二日目は、DMZ(Demilitarized Zone=非武装地帯)の見学。DMZとは、休戦ラインから北へ2キロ、南へ2キロの幅のある地帯のことを言う。歌で有名な臨津江(イムジンガン)を跨ぐ「統一大橋」を渡って入る。その手前で、バスに若い韓国軍兵士が乗り込んできて私たちにパスポートを提示させ本人確認。兵士はイケメンだが、一気に緊張が走る。臨津江を渡ってまず、「都羅山(トラサン)駅」へ。コンクリート造りのモダンナな駅舎だ。ソウルからレールが続いていて、時折、観光客が降りてくるが、この先北へはレールがない。韓国と北朝鮮との融和ムードが高まるたびにレールを北へ延伸する話が出るが、話は進まない。南北分断の象徴と言える。

モダンな都羅山駅の前でソウルクラブのメンバーと。この駅から北へはレールはない

「都羅山展望台」から目を凝らすと向こうの山のふもとに北朝鮮の集落まで見える。北側と南側の集落にそれぞれ国旗の掲揚台があり、かつてその高さを張り合ったことがあったという。その二つの国旗も見える。北は106㍍まで掲げたが、南は98㍍までしか揚がらず、北の勝ち。しかし、南は機械で自動的に掲揚していたので、高さで負けたが機械化で勝ち、ということになったという、「南北」の対抗心を物語るエピソードが残っている。

遥かな山のふもとに北朝鮮の集落が望める展望台で

やや離れたところにある「第3トンネル」は、北朝鮮軍が「南進」用に掘ったといわれる三つ目のトンネル。人の身長くらいかやや低い天井のトンネルが地下へ向かって延々と続く。「1時間当たり1万人の兵力が移動できる規模」とはガイドの説明。途中、締め切ってあるところでUターンするのだが、帰りは急こう配の登り一辺倒で、息が切れる。DMZには南北分断の形跡が生々しい。半面、統一大橋のたもとに子供用の遊園地が造られ、都羅山駅の明るいコンコースには、観光客がにぎやかに行き交い、韓国の文大統領と北朝鮮の金労働党委員長がハグしたり談笑したりする写真がずらり展示されている。ガイドブックには「DMZは観光地」と明記されている。観光地のままであってほしい、そう願わずにいられなかった。  (吉川利文 記)

 

「サンクスディナー」

 サンクスディナーは仁寺洞(インサドン)の「チャイヤギ」という小さな店でプルコギと竹筒飯を頂きました。TVでも取り上げられるような人気の店のようでしたがテーブルの位置がバラバラで店内が騒がしかったのでホストとアンバサダーがゆっくり紹介しあったり話合う事ができなかったので皆さんと交流をするという意味では難しかったが食事は楽しく頂きました.

(濱田延子 記)

 


10月7日(日)

 この日は午前中、韓国旅行公社を訪問、韓国の伝統文化や食文化等の展示品を見ながらガイドを通して色々学びました。昼食時にFFの日本のクラブでもよく知られているソウルクラブの創始者ファンさんが高齢にも拘わらず、五指奥に付き添われてわざわざ我々に会いに来て下さり、しばしの歓談を楽しみました。午後は4つのグループに分かれて夫々自由に市内の中心部を観光。朝鮮王朝時代の王宮を再現した景福宮では敷地内が迷路のようになっており、ちょっと韓流映画に出てくるシーンを思い起こしさせるような建物が点在していました。一方で、今は壊されてなくなっているが、王宮の目の前に日本統治時代の日本総督府の建物があった事を知り、当時の韓国人はどう感じていたのだろうかと複雑な思いを禁じ得ませんでした。その後、朝鮮王朝時代のお屋敷街が保存地区として残されている北村エリアを訪問。古い伝統家屋の美しい街並みが残っており、大変興味深い散策を楽しみました。この日はホームステイ先からソウル中心部までバスや地下鉄を利用しましたが、清潔さや韓国人のマナーの良さに感心させられました。(大西 弘 記)

 

 


10月8日(月)

 2台の会員の運転によるワゴン車に分譲、オリンピックのために出来たハイウエーを走り、2時間かかり寒渓嶺に着きました。ソウル会長の計らいで私達が渓流を歩くには、上りより下りを行く方が楽だろうと、車で下りのスタート地点まで運んでいただき記念写真を撮った後、散策ハイキング。けがも無く、全員無事歩けました。

お昼はビビンパ、薬膳になりそうなものばかり、元気になりました。この後、朝鮮王朝李家末裔の住んでいる広大なお屋敷(船橋荘〉を見学、そこで夕飯を頂き宿泊はTops10ホテル。夜遅くまで語らいました。 (山城武夫&やよい 記)

 

10月9日(火)

 交流五日目。前夜はソウルクラブ会長のチャールズさんを交えて大西さんの部屋で皆で遅くまで飲みながら歓談したのにもかかわらず、日本海(韓国では東海)の日の出を見るべく5時半起きでホテルの展望デッキに集合した。しかし生憎の曇天で眺めは今一つであった。朝食は外でラーメンとのことで、どんなラーメンかと期待していたら何のことは無い、ただのコンビニ(ミニスットプ)で各自好きなカップラーメンを買って店内で食べてくださいとのこと。高級ホテルでの宿泊とコンビニでのラーメン朝食というこの落差は、我々にはちょっと思いつかない意外なプログラムであり, ちょっと驚いたが、それなりに楽しんだ。

 

その後ワゴン車2台を連ねて2018年平昌冬季オリンピック会場跡へ移動。スキージャンプ台などを見学した。よくもこんな高いところから平気で飛べるな~というのが正直な感想。ジャンプ台には‘宴の後’の寂寥感が漂っていた。

 

大衆食堂で軽い昼食後フェアウエルパーティ会場へ更に車2台で移動。会場はソウル郊外にあるFF会員(陶芸家)の豪邸。レストランから料理を取り寄せて和やかにそして賑やかに開催。最後は両クラブ会員全員が手を繋ぎ“アリラン”を斉唱。言葉は中々うまく通じなくても、会って話してハグして別れる、この程よい一体感、これぞFF交流の真髄と感激した。実に素晴らしい夕べであった。(藤田欣吾 記)

  

 

10月10日(水)

 今日はホストファミリーとの自由時間です。久しぶりに朝ゆっくりと起きました。食事の前に2人で家の周りに散歩にでかけました。いつも玄関から、車で移動していたので、この急坂は、かなりこたえました。道の両脇は、畑や田んぼ。こうべを垂れた稲穂は、正に黄金色に染まり秋真っ盛りです。私の大好きな田舎が、そこには有りました。最初に焼き物の里です。The Bunwon Royal Porcelain Museum.子供たちと催し物をしたり、初めての人には、セラミックの歴史を解かりやすく説明する場所です。学芸員の方は、細かい所まで説明してくださいました。その中で、秀吉の時代に、韓国の陶芸家を日本に連れていったと、聞いた時思わず(すみません)と出ていました。が、なんと(これは、ヒストリーだから気にしない)と返してくれた時は、とても嬉しかったのを覚えています。次は、『南漢山城碑石群』南門から入りました。東西南北全て城壁が、めぐらされてその一部には、敵を鉄砲で倒すための穴が大小作られていました。日本のお城とよく似ています。大事な城だったろうに、ほんの少ししか復元されてないのは、日本とは違うのかなと思います。食事に関しては、キムチ料理が多く、日本での食習慣とかなり違うなあと思いましたが、そこは「郷に入っては郷に従え」の精神で韓国料理も大いに楽しませて頂きました。 (山足茂子・上山よし子記) 

 

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