歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

小池都知事の行動力と度胸!

2016-09-21 13:43:56 | 産経新聞の記事から抜粋

 

 

  

 小池知事は度胸があるという事は知っていましたが、今回の朝鮮学校に対する対応は、まさに胸の透くような見事なパフォーマンスと言えます。

  今までの政府も地方自治体も、特に東京都知事はあの石原慎太郎元都知事でさえ手も足も出せなかった、朝鮮に対するごく当たり前のことを淡々とやってのけ様としています。

  都内の朝鮮大学校「日米を壊滅できる力整える」 金正恩氏に手紙、在校生に決起指示

  ブログ『私的憂国の書』よりから抜粋しましが、小池都知事の発言内容です。毅然とした都知事の前に、都庁の役人はどんな心境で聞いたのでしょう。東京だけでなく地方自治体も朝鮮半島の圧力や左翼リベラルの前には、自己保身のため全くの無力です。

  

  拉致事件を起こしている北朝鮮は日本の敵です。そんな敵にへつらう日本の役人の体質は何処からきているのでしょうか。そんな問題を考えてしまいました。

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  9月2日、都知事の小池百合子は執務室に籠もり、拉致問題に関する政策を幹部から聴取中に突然、こう言い放った。

 「拉致問題はしっかりやる。どうしたらよいか考えてほしい」

  小池の言動に押された幹部の説明がほころびを見せ始める。議論の過程で朝鮮大学校を含めた朝鮮学校が朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)の強い影響下にあると結論づけた平成25年の都調査報告書が、ホームページ(HP)からいつの間にか削除されていたことが明らかになったのだ。

気色ばんだ小池が再掲載を指示。すぐに朝鮮学校の問題点を含めた報告書がHPにアップされた。即断即決だった。

  

  小池がこの問題に強い関心を抱くのは、国会議員時代に拉致議連副会長を務めて知見があったからだけではない。自身が冒頭解散をちらつかせた都議会との対決構図を浮き彫りにできる論点になると踏んだからだ。

  小池は知事就任にあたり、24年に都議会で都による朝大認可の見直しを求めて名を売った元都議、野田数(かずさ)を真っ先に最側近の特別秘書に据えた。

野田はかつて産経新聞の取材に「朝鮮学校問題を議会で取り上げる際に自民党幹部から『こんな質問をするな』とものすごいけんまくで取り下げを求められた」と証言している。認可見直しが小池の視野にあるのは間違いない。(以下略)

 

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 【産経抄】 2016年9月21日 付

 朝鮮大学校認可 小池百合子都知事は過去の知事の過ちを正すか 

  昭和42年、東京都知事に就任した美濃部亮吉氏は、後に岩波書店社長となる安江良介氏を特別秘書に指名する。朝鮮大学校を各種学校として認可する問題について、早急に決着をつけるよう進言したのは、安江氏だった。

    

 ▼当時の文部省は難色を示した。「朝鮮大学校の教育内容は、北朝鮮系の在日朝鮮人の基幹教育を行う学校だ。料理、花嫁学校とは、おのずと性格が違う」。まっとうな理屈である。にもかかわらず、美濃部知事は「憲法に従って」、翌年認可に踏み切った。

 ▼これを機に、朝鮮学校を学校法人として認可し、補助金を支給する動きが全国に広がってしまう。美濃部氏は46年に平壌を訪問して、当時の金日成(キム・イルソン)首相と会談する。安江氏の訪朝は5回にも及ぶ。さぞかし、熱烈な歓迎を受けたことだろう。

  

 ▼その間、朝鮮大学校では金一族への崇拝を押しつける教育が続いてきた。昨日の小紙は、それを象徴するような出来事を伝えていた。朝鮮大学校が今年5月、金正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対して、日米壊滅をめざす、との内容の手紙を送っていた。

学長はさらに、米国圧殺運動の展開を在校生に指示したという。もっとも在校生の間では、異様な思想教育に反発する動きも出ているようだ。

 ▼平成14年の日朝首脳会談で、金正日(ジョンイル)総書記が日本人拉致を認めたとき、美濃部氏も安江氏もすでにこの世を去っていた。今では、朝鮮学校の元校長が拉致の実行犯として事件に関わり、国際手配されている事実まで明らかになっている。

 ▼拉致問題に深い関心を寄せてきた小池百合子東京都知事は、朝鮮総連の強い影響下にある朝鮮大学校の認可を見直す可能性がある。過去の知事が犯した過ちを現在の知事が正す。まことに筋が通っている。

 

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   北朝鮮に限らず韓国も同じく日本にとっては、厄介な相手です。日本を嫌っている国はアジアにおいては、チャイナと朝鮮半島のみです。他の国は非常に日本に好意的ですから余計目立ちます。

  しかしその日本にとっての厄介な相手に、必要以上の好意を持っているのが日本のメディアとリベラル学者で、まるで彼らの代理人ではないかと思われる人も少なくありません。

  この問題に切り込むのは、今までは到底できなかった事でしたが、今やネットの発達で、小池知事もそれらの後押しに乗っている感じがしますし、リベラルテレビコメンティターの池上彰氏なども、いう事が微妙に変わっています。