贅沢なものはやはり自分で稼ぐようになってから

この前、長男が「スマホを新しくしたい」と要求してきた。今息子たちが使っているのは最新の機種のものではない。高いからね。息子は二人もいるし。そして俺自身も妻も最新のスマホを使っているわけではなく、スマホ自体そこまで長時間使うわけではない。ネットも使い放題プランではない。

でも息子たちはスマホ大好き人間で、今使っている機種も古くなってきてどんどん新しいのが出ているのでせめてもう一世代新しいものに替えたいらしい。もう一つだけ新しい世代のものと言ってもかなりの値段はする。別に今使っているスマホもまだ使えるし機能にも問題はないのだから我慢しなさいと言っておいた。やはり贅沢品は自分で稼ぐようになってからだな、と。それを聞いた息子たちはがっかりしていた。まあでもしょうがない、これが現実。

家庭によっては最新機種のスマホを子どもに買い与えて当たり前のように毎月のスマホ代も出してあげていたりすることは知っている。でも基本的に家は必要な衣、食、住は親として提供するがそれ以上の余分な贅沢品には最低限しか出さない方針。髪を切るための美容室代ぐらいは出すし医療費ももちろん出す。でも髪の毛を染めたいと言い出したら絶対出さないし、当然美容整形に手を伸ばそうとしても成人するまではお金を出さないどころか自分のお金で実施することも禁止する。

自分の欲望で「欲しい」と思ったものはやはり自分で稼ぐようになってから。