く○じのダム紀行

∈(・ω・)∋ダムー

 

湯原ダム

2008年08月13日 | ダム・酷道
恩原からウラン鉱で有名な人形峠を越えてまた鳥取県へ
しばらく走って低い峠を越えるとまた岡山県。
普通に西方向に走ってるのになぜか何度も県境を跨ぐなあ。。

というわけで湯原ダムに着きました。
岡山県民にはダムよりはダム直下の温泉の方が有名ですね。
洪水吐から放水したらやばいんじゃないかってくらい
近いところに露天風呂があります。

というかダム便覧のニュースによると・・・
>2006.07.22
>湯原温泉の露天風呂「砂湯」は、大雨による湯原ダムの放水で水没していたが、
>放水が中止された21日、湯船が水面に姿を現し、温泉関係者ら約50人が復旧
>作業に取りかかった、22日からは再開される見通し(読売新聞社・大阪朝刊)

>2006.07.21
>豪雨の影響で、湯原温泉の露天風呂「砂湯」が、湯原ダムの放水で水没し、湯船
>の屋根や脱衣所が流される被害が出ている(読売新聞社・大阪朝刊)

本当にやばいんじゃんw

ちなみにダム自体は戦後まもなく作られたダムらしく男らしい
丸山ダムにも似た雰囲気のなかなか良いダムでした。

恩原ダム

2008年08月13日 | ダム・酷道
お次は恩原ダム
さっきの三滝ダムと同じ貴重なバットレスダムです。
連続して出てくるとあまり貴重じゃない気もしますが
同じ地域のダムは設計が似通ってくる傾向にあるんでこんなもんです。
九頭竜川水系には重力式アーチという
結構マニアックな形式のダムが3基もあったりするし。。。

というわけで早速突入!!
が、、またもや下流側からの見学スポット無し・・・orz
天端の端っこから身を乗り出して撮ったこの写真が精一杯。。。
さっきからこんなんばっかりだなあ。。

佐治川ダム

2008年08月13日 | ダム・酷道
三滝ダムの後、また日本海側に出るか山の中を進むか迷いましたが
渋滞をさけて鳥取、岡山県境付近の酷道を突き進むことにしました。
こっちの方がダム多そうだし。

というわけで佐治川ダムが見えてきました。
が、、、下流側に行けない。。。またか。

ダム自体は県営の中規模なごくごく普通のダムでした。
ま、行き当たりばったりで偶然遭遇するダムなんてこんなもんか。。

三滝ダム

2008年08月13日 | ダム・酷道
というわけで餘部から今回の旅のメイン、三滝ダムまで移動してきました。
経路は最短距離の県道、林道を渡りついで行ったんですが、これが失敗。
道が予想以上に険しくて結構大変でした。
遠回りでもなるべく大きな道を通っていったほうが無難なのは
今までの痛い経験からわかってはいるんですが・・・やっぱり最短距離を狙ってしまうw

で、なんで今回のメインかと言いますと・・・
バットレス式という国内に数基しかない貴重な形式のダムなんですね。
見ての通り、薄い遮水壁を下流側のリブで補強して支えるという構造で
コンクリートの量が少なくすむのでコンクリートがまだ高価だった頃に良く作られたようです。
同じような例で横山ダム中空重力式というのもありますね。

というわけで感激の初バットレス見学なんですが
下流側が生い茂っていて肝心のリブがよく見えない・・・。残念。
ただ、電力会社所有ダムにしては結構開放していたので
特徴的な上流側の傾斜した形状など(重力式ダムとは逆)
バットレスの特徴的な形状は堪能できました。