今のF1は車が速ければ、誰でも勝てるらしい。
元チャンピオンの言葉だから、多少はそうなのかもしれない。
陸上競技ではシューズ、水泳では水着の優劣が結果を左右する現在のスポーツ。
車を使う競技に於いて、車の差が結果を決めることに何の不思議も無い。
ただ・・・、F1は昔の方がおもしろかったという見解には、私も賛成。
コンストラクターより、ドライバーが勝負している感じが今よりあったと思うから。
私が好きだったのは、そんなに昔では無いのですが、セナとマンセルの頃。
アクティブサスでゆったり運転するマンセルと、暴れるマシンをねじ伏せるセナ。
レース後、一人でマシンから降りることができないくらい疲労しきっていた。
これでマンセルと同等の勝負をするのだから、セナの走りには感動した。
今、レース後のドライバーは、スッとマシンを降りてガッツポーズ。
凄いとは思うが、鳥肌が立つほどの感動はない。
こんなこと言ってるようじゃ、技術屋失格だな。
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