春 夏 秋 冬

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やっと来た、衆議院解散の日

2009年07月21日 15時48分58秒 | 政治
衆議院の解散が正式に決まった。
衆議院:本会議で解散 8月30日投開票へ
これから40日に及ぶ死のロードが始まる。
鳩山民主党代表がちょっと高揚しておられるようだったけれど、
体を大事にされないと、民主党が勝っても、肝心の時健康を害していたら、今心に描いておられる諸改革も、行う事ができなくなるかのも知れない。
そんな事が気にかかるような最悪の季節の総選挙である。
自民党の高齢の議員には、今度の選挙に出ないことに決めている人が大勢有るそうである。
若返りの為には、暑いさなかの選挙にも、メリットもあったのかもしれない。

此れが麻生総理のしかるべき時だったようだが、麻生総理のしかるべき時とは、どういう基準によって選ばれた日だったのだろうか?

鳩山邦夫総務相が、郵政社長再任拒否のことで頑張っておられるうちに、
西川社長の方を断罪していれば、自民党も今ほどの苦境にはならなかったかもしれないのに、
以前に、郵政改革の見直しが、念願だったと言っていながら、
反対派に簡単に屈して国民を失望させた麻生総理。
中川氏達は麻生総理に圧力をかけて、自民党にとって唯一の起死回生のチャンスを潰していながら、今の自民党の不人気を、麻生総理一人の所為にして、何とか誤魔化そうと企んでいたようだけれど、今回は総理の決心の前に、力技で捻じ伏せられたようである。

今回は、麻生総理は万難を排して、遂に信念を貫き通された。
しかしながら日本で一番暑い時期に、40日間もの日程の選挙期間を設定し、
誰がなんと言っても頑として変えず、自分の意志を貫き通すとは!
人の迷惑というものに対する想像力が、全然無い人なのだろうか?

麻生総理の今回の頑張りにだけは、ほとほと感心するけれど、
完全に頑張る場所を間違えておられるような気がする。

麻生総理にもう少しの判断力があったなら、あの不惜身命の粘り強さも生きてきて、
もしかしたら日本の為に働くことも出来られたかもしれないのにと思うと、ちょっと残念な気もする。

時期的な問題、周囲の反対もものともしない、稀有なくらいの?力を総理就任以来初めて発揮されて、
麻生内閣は今日解散総選挙に打って出られたのだった。

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2 コメント

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大逆転の秘策 (隠居老人)
2009-07-22 02:21:41
>最悪の季節の総選挙である

8月の総選挙は、明治時代に2度あったらしいですね。百年以上なかったのは、それが大変だからでしょう。

森喜朗元総理は、ピンチヒッターに与謝野大臣を考えていたらしい。
真夏の選挙活動は、若くて体力のある人でもかなり消耗するはずです。
まして、数年前に喉頭癌を患った与謝野氏なら、途中で倒れる可能性が大きい。
もしそうなれば、「弔い合戦」として日本人の情に訴えれば、起死回生の大逆転 ― というシナリオだったらしいです。
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隠居老人様 (和久希世)
2009-07-22 07:09:32
コメント有難うございます。
100年に1度の金融危機を担当した総理だから、100年以上無かった事を遣ってみられたかったのでしょうか。
はた迷惑な人ですよね、他の候補者にとっては。

しかし森元総理も、党友の死まで当てにされていたとは、身勝手な人だらけの党ですね、自民党は!
今度の選挙では、そういう身勝手な人達が一掃される選挙にできるといいですね。
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