
今朝のいちょう並木です。日差しが強くなりそうです。
おはようございます。朝は肌寒いぐらいですが、今日も暖かくなりそうですね。
「心が軽くなりました」
「あっ…はい。ありがとうございます」
鍼灸治療で心が軽くなったと話てくれる患者さん。
「身体が楽になりました」と言われる前に、「心が……」と言われて私自身とても嬉しかったです。
「どこ触れたんですか?」
とか言われてしまいましたが、心が軽くなるツボは単体では存在しないんですよ~。
理論上は「心火経=喜」と「腎水経=驚・恐」のバランスを「肺金経=悲」や「肝木経=怒」に睨みを効かせつつ治療を行うのですが、人はコンピュータのようにボタン一つが一つの意味ではないので、なかなか難しいところです。
心を和らげるツボが存在するかはともかく、治療によって身体が楽になると心も楽になるとは思います。
同じ症状でも人の身体は十人十色。
同じ場所を治療することなんて滅多にありません。
それほど人の身体って複雑なんです。
今回のように身体だけでなく心も楽になるような治療が毎回できるように精進せねば…