南青山にある小さな鍼灸院のブログです

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ジストニアも自己治癒力をどう上げるかがポイントかと…

2011年02月14日 | うつ、パニック障害、ジストニア等

最近またジストニアを診る機会が増えている。前にも書いたがジストニアにおいて本治法はかかせない。鍼灸治療は道具からして刺激による効果を狙うと思われがちだが、生命力強化を目的とする「補う治療」も存在する。これがいわゆる経絡治療というものである。もちろん強烈な刺激により大きく改善することもあるが、目的はあくまでも生命力の強化。治す力を失った身体に、「お手伝いするから、もう一度一緒に歩いてみない?」と寄り添う事ができれば、治る事が必然になる、そう思うのは私だけであろうか?

 

ジストニアだけでなくガンや自己免疫疾患も含めて、かなり複雑化している症状の多くが(私の知る限りすべてにおいて…)、発症する以前に多大なるストレスを抱えておられた。それも尋常ではない程の。そのような方々は本当に弱っている。そのような身体になっているにもかかわらず、鍼灸師の中には強い刺激で治そうとする治療家がいる。派手でダイナミックな治療は、世間のうけが良いし、アピールにもなる。さらにはマスメディアも飛びつきやすいし、目にする機会もそれだけ多くなる。しかし投薬治療なり外科的治療なりで十二分に生命力をそぎ落とされているのに、鍼灸師までそれに加担していいものか。十二分に治す力が弱くなっているのに、どうして強刺激が必要なのであろう。体力に応じた鍼が本当に大切なのだということを、この治療法を手に入れる事で感慨深く思うようになった。

 

東洋医学は「自分で治す力をもう一度手に入れる」、その手伝いをする事だと思っている。あくまでも主役は患者さん自身で、治療家はひずみが生じ、自分では治す事の出来なくなった身体に対し、治っていいんだよ!と手を引っ張り、導くことができるだけである。坂の途中で止まってしまった岩も、少し動かしてあげれば勝手に転がって行くように、背中を軽く押してあげれば自然と治って行くものがほとんどだと思う。雨が空から舞い降るのが自然の法則であれば、身体が勝手に治るのも自然の法則である。それを妨げているものは果たして何なのだろう。それに対し奪う治療ではなく与える治療ができれば、良い方向にしか行かないと思うのは私だけであろうか?

…強刺激の鍼灸治療を受けて、違う症状が出た患者さんを診て…


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